SF映画ベストテン:1点映画特集

では今日は、映画ベストテン恒例の「1点しか入りませんでした映画」特集をお送りします。


1点だけ入った映画、すなわち「1人だけが10位につけた映画」ということです。多くの方が、ランキングを発表する際に、10位はウケ狙いで捻りに捻った作品を投入してくるので、「こう来たか……」と唸らされることも少なくありません。過去にも、マリアンヌ・フェイスフルのセクシーなジャンプスーツ姿(峰不二子のモデルにもなった)が美しい『あの胸にもういちど』が「ホラー映画ベストテン」で1点とってたり、「スポーツ映画ベストテン」に『キル・ビル』が入るなど、危険球ギリギリのラインを狙ってくる方がいましたが、果たして今回は。


ラーメンズの『ATOM』のようにそもそも映画でないものもあれば、『エクソシスト2』のようにSFと呼ぶには無理があるもの、『ペリー・ローダン』のように本邦未公開で正体がつかめないもの、かと思えばスーパーマンの描き方でおおいに物議をかもした『マン・オブ・スティール』や、『トロン:レガシー』のように近年の大作もここにランクインするという、例年どおりのカオスが展開されております。今回はなぜか人気が低く、ベストテンにまったく入らなかった『スター・トレック』シリーズは、今回の企画ではここに入っている1979年版しか紹介する機会がありませんでした。

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(今回、『スター・トレック』シリーズは『スター・トレック(1979)』1点、『カーンの逆襲』11.5点、『ジェネレーションズ』2点、『ファーストコンタクト』5点、『スター・トレック(2009)』18点、『イントゥ・ダークネス』7点、6本で合計44.5点と、日本における不人気説を象徴したがごとき惨憺たる成績に終わったのであった)


他にも、何かリクエストがありましたら可能な限りお応えいたします。