押忍!!麻雀部
たぶんこのブログで1回も書いてないと思うんだけど、オレ、昔ヤングジャンプに連載してた『押忍!!空手部』が大好きだったんだよね。当時のヤングジャンプってわりとシュッとした漫画が多かったんだけど、『押忍!!空手部』はどおくまん直系のクエックエックエ路線で、関西弁で敵を罵りながら必殺技の爆裂発勁を繰り出す、大雑把なバトルが味わい深かったんだよね。
押忍空手部 1 (ヤング・ジャンプ・コミックス・スペシャル)
- 作者: 高橋幸二
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1986/06
- メディア: 単行本
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そんな『押忍!!空手部』と主人公の高木さんが、麻雀雑誌で復活したんだよね。
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2013/04/08
- メディア: 雑誌
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- 出版社/メーカー: 竹書房
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んで、麻雀部に入部して高木先輩にシゴかれていた(なぜ麻雀部でシゴくのか、などというツッコミをする人には漫画の面白さは永遠に理解できない)松下が、街の雀荘で昔いじめられていた相手たちと再会して、「今なら勝てる」と勝負を挑むもののイカサマで負け、抗議したら暴力でボコボコにされるのね。そんで、「負けを認めて金を払え」と脅されているところに、自前の全自動雀卓をかついだ高木さんがやってきたのね。ここまで前篇、完全に昔のまま。
そんで後篇になって、今度は高木さんが勝負するんだけど、やっぱり敵のイカサマでボコボコにされるのね。高木さんは「イカサマはその瞬間を押さえなければイカサマにはならんのや」と、麻雀漫画では常識の対応をするんだけど、このイカサマがまた低レベルなんだ。手牌を山に戻してわざと小牌になりながらツモの流れを変えるとか、『アカギ』だったら鼻で笑われるレベル。
アカギ―闇に降り立った天才 (26) (近代麻雀コミックス)
- 作者: 福本伸行
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2012/07/17
- メディア: コミック
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敵のイカサマでボッコボコにやられた高木さんなんだけど、オーラスでついに本気を出すのね。最初のツモで、牌を握って気合を込めるとバックに雷雲が現れて(ゴメン、記憶だけで書いてるから違うかもしれない。とにかくそういう感じ)大ゴマで高木さんが「これが爆裂龍天昇発勁ヅモじゃあーっ!」みたいなことを叫んで(なにしろ勢いだけなので細部は不正確ですが、なんとなくそんな感じ)地和字一色大三元四暗刻単騎の五倍役満をアガるのね。
これで大逆転勝利なんだけど、当然、敵は納得せずに「イカサマだ!」って殴りかかってくるのね。そいつに、高木さんは例によって爆裂発勁を食らわせてノックアウトするのね。最後はけっきょく殴り合いかよ!と思わなくもないけどまぁ高木さんなんだから当然だよね。
- 作者: 小林立
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2013/04/25
- メディア: コミック
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