5月の告知
それでは、今月の告知を。
せんだい文学塾
1962年、北海道生まれ。上智大学文学部英文学科卒。
1986年に連作『シンジケート』で角川短歌賞次席。1989年に第一歌集『シンジケート』(沖積舎)を、1992年に第二歌集『ドライドライアイス』(沖積舎)を刊行。90年代のニューウェーブ短歌運動を推進する。
2000年に歌書『短歌という爆弾−今すぐ歌人になりたい人のために』(小学館)、2002年には初のエッセイ集『世界音痴』(小学館文庫)、第二エッセイ集『もうおうちへかえりましょう』(同)を刊行し、エッセイストとしても高い評価を受ける。
2008年、短歌論『短歌の友人』(河出書房新社)で伊藤整文学賞を受賞。
現在の歌壇において、もっとも注目される歌人の1人である。
- 作者: 穂村弘
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/01/04
- メディア: 文庫
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- 会場:仙台文学館 講習室 http://www.sendai-lit.jp/
- 定員:90名
- 受講料:一般2000円、学生1000円、高校生以下無料
お申し込み/お問い合わせ:せんだい文学塾運営委員会 sendaibungakujuku@gmail.com TEL.080-6013-5008
小説家になろう講座
1933年、埼玉県生まれ。青山学院大学文学部英米文学化卒。
9年間のホテルマン経験ののち、小説家デビュー。1969年に『高層の死角』で江戸川乱歩賞、1972年に『腐食の構造』で日本推理作家協会賞を受賞。
『人間の証明』(1976年)は発表翌年に映画化され大きな話題となり、『青春の証明』『野生の証明』と続く証明三部作で、日本推理小説史上における不動の地位を確立する。なお、『人間の証明』に始まる棟居刑事シリーズは現在も継続している。
活躍分野はミステリのみにとどまらず、1981年のノンフィクション『悪魔の飽食』では国内外に大きな衝撃を与えた。また、時代小説の分野でも『刺客請負人』シリーズなどヒット作多数。2011年には『悪道』で吉川英治文学賞を受賞した。また、近年はデジタルカメラの普及に伴い、日常の写真に俳句をつける写真俳句を提唱している。
作家キャリアは48年におよび、オリジナル著作は380点以上。総発行部数は1億4000万部を超える、日本最大級の国民的作家のひとりである。
- 作者: 森村誠一
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2013/04/25
- メディア: 文庫
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- 会場:遊学館(山形市緑町1-2-36) 3F研修室 http://www.gakushubunka.jp/yugakukan/
- 受講料:一般1500円、学生700円、高校生以下無料(2013年度より受講料が改定されました)
- お申し込み/お問い合わせ:「小説家になろう講座」事務局 sakka.naro@r7.dion.ne.jp
この講座について
- 文芸評論家の池上冬樹先生が、コーディネーターを務められます。仙台と山形で運営母体は異なりますが、雰囲気や内容はほぼ共通しています。
- ゲストとして、大手出版社の編集者が参加することもあります。
- 山形の講座からは、「このミス大賞」出身作家の深町秋生さん、大藪春彦賞作家の柚月裕子さん、刑務官の経歴を活かした女子刑務所小説を刊行されている壇上志保さん、怪談作家として各所で暗躍中の黒木あるじさん、小説現代長編新人賞でデビューし、第2作『光る牙』も好評な吉村龍一さん、徳間書店より『谷中ゲリラアーチスト』でデビューされた織田啓一郎さんを輩出しています。
- 「せんだい文学塾」の受講生からも、オール讀物新人賞で最終候補まで残った方が出ています。
- 受講生から提出されたテキスト(短編小説、エッセイなど)を教材として採用しております。一流の作家や評論家に自作を読んでもらえる、めったにない機会です。 創作をされる方は、いちど提出してみては。
- プロ作家志望の方から、読書の楽しみを深めたい方や、ベストセラー作家の人となりに興味のある方まで、どなたでも気軽に参加できます。
- 講座の進行としては、まず受講生にテキストを読んでの感想・作者への質問などを求めます。ついで作者による解説、それから講師による講評という流れで進めます。無言で参加することもできますが、なるべく発言したほうがより楽しめます。
- 講座終了後には、講師の先生を交えての懇親会も開催します(会費は4000〜5000円ていど)。こちらへも参加されると、より深く楽しめます。
- 近郊にお住まいで文芸に興味のある方、土日に東北へ旅行される方、ついでにワッシュ手作りのお菓子に興味がおありの方は、どうぞご参加ください。