5月の告知

それでは、今月の告知をここで。

せんだい文学塾

 1963年茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。

 読売新聞社に勤務のかたわら小説を執筆し、2000年に野球小説『8年』(集英社文庫)で小説すばる新人賞を受賞する。

 第2作『雪虫』(中公文庫)で警察小説の分野に進出し、以後はスポーツ小説、警察小説の両ジャンルで精力的に作品を発表。

『刑事・鳴沢了』シリーズと『警視庁失踪課』シリーズ、『アナザーフェイス』シリーズ、『捜査一課・澤村慶司』はテレビドラマ化もされた。

 その他、『独走』(実業之日本社)、『内通者』(朝日新聞出版)、『ルーキー 刑事の挑戦・一之瀬拓真』(中公文庫)など、著作多数。

 2012年末をもって読売新聞社を退社し、作家専業となった。

 当代屈指のベストセラー作家であり、今後の活躍がますます期待されている。

  • 会場:仙台文学館 講習室 http://www.sendai-lit.jp/
  • 定員:90名
  • 受講料:一般2000円、学生1000円、高校生以下無料
  • お申し込み/お問い合わせ:せんだい文学塾運営委員会

sendaibungakujuku@gmail.com TEL.080-6013-5008

小説家になろう講座

 東京都出身。立教大学文学部卒。

 学習塾講師や有線放送アナウンサーを経て、1991年に『いのちのうた』で環境童話コンクール大賞。1993年に『天使の卵−エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞を受賞し、本格的な作家活動に入る(なお、同作は2006年に映画化された)。

 2003年には『星々の舟』で第129回直木賞を受賞。2009年には『ダブル・ファンタジー』で第4回中央公論文芸賞、第16回島清恋愛文学賞、第22回柴田錬三郎賞をトリプル受賞し、文壇から高く評価される。

 ほか、『おいしいコーヒーのいれ方』シリーズ、『花酔ひ』『ダンス・ウィズ・ドラゴン』『天翔る』『天使の柩』『ありふれた愛じゃない』など、著作多数。恋愛小説の名手として、中高生から大人まで広く支持されている。

ありふれた愛じゃない

ありふれた愛じゃない


※従来は毎月の第4土日に開催していますが、5月は都合により1週ずれての開催となります。

この講座について

  • 文芸評論家の池上冬樹先生が、アドバイザーとしてご指導されています。仙台と山形で運営母体は異なりますが、雰囲気や内容はほぼ共通しています。
  • ゲストとして、大手出版社の編集者が参加することもあります。
  • 小説家になろう講座」講座からは、「このミス大賞」出身作家の深町秋生さん、大藪春彦賞作家の柚月裕子さん、刑務官の経歴を活かした女子刑務所小説を刊行されている壇上志保さん、怪談作家として各所で暗躍中の黒木あるじさん、小説現代長編新人賞でデビューし、第2作、第3作も続けて刊行されている吉村龍一さん、徳間書店より『谷中ゲリラアーチスト』を刊行されデビューした織田啓一郎さんを輩出しています。
  • 「せんだい文学塾」の受講生からも、オール讀物新人賞で最終候補まで残った方や、小説現代長編新人賞で最終候補まで残った方が出ています。
  • 受講生から提出されたテキスト(短編小説、エッセイなど)を教材として採用しております。一流の作家や評論家に自作を読んでもらえる、めったにない機会です。 創作をされる方は、いちど提出してみては。
  • プロ作家志望の方から、読書の楽しみを深めたい方や、ベストセラー作家の人となりに興味のある方まで、どなたでも気軽に参加できます。
  • 講座の進行としては、まず受講生にテキストを読んでの感想・作者への質問などを求めます。ついで作者による解説、それから講師による講評という流れで進めます。無言で参加することもできますが、なるべく発言したほうがより楽しめます。
  • 講座終了後には、講師の先生を交えての懇親会も開催します(会費は4000〜5000円ていど)。こちらへも参加されると、より深く楽しめます。
  • 近郊にお住まいで文芸に興味のある方、土日に東北へ旅行される方、ついでにワッシュ手作りのお菓子に興味がおありの方は、どうぞご参加ください。