セクシー・ナイト

広島県で、こんな事件がありました。


http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111006/crm11100607070002-n1.htm

17歳若い妻“ボディーブロー”で夫死なす 広島

 夫婦げんかの末、妻の放った“ボディーブロー”が致命傷となった。広島県警福山北署は5日、夫の腹を殴るなどして死亡させたとして、傷害致死の疑いで、広島県福山市神辺町川北の無職、浜村清美容疑者(36)を逮捕した。

 逮捕容疑は1日午後3時ごろ、自宅で夫の無職、裕之さん(53)の腹を殴ったり、蹴ったりして、3日未明に死亡させた疑い。

 福山北署によると、裕之さんが3日朝に動かなくなっていることに浜村容疑者が気付き、119番して発覚。「夫が包丁を持って暴れたのでやった」と供述している。

 同署によると、浜村容疑者は裕之さんと2人暮らし。これまでトラブルなどの相談は警察になかったという。近所に住む主婦(56)も「年の差はあったみたいだけど、いつも2人で出掛け、仲のいい夫婦にみえたのに…」と驚いていた。

かつて『三年B組金八先生』で三原じゅん子が演じたスケバンが、リンチの際に「顔はヤバいよ、ボディやんなボディ」と言っていたのは有名な話です。でもボディも充分にヤバかったんですね。

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それにしても、包丁を持って暴れる夫をボディブローで死に至らしめるとは。この年下妻はいったいどんなパンチ力を持っていたんでしょうか。36歳といえば、ボクサーとしてはかなりの高齢(西岡利晃に敗れたラファエル・マルケスと同い年)にあたりますが、よほどコンディショニングを徹底していたと考えざるを得ません。その実力も考慮して、寛大な処置を望みたいものです。


20世紀初頭、アメリカで奇術王と呼ばれたハリー・フーディーニは、刑務所や凍った運河、水牢などからの脱出で一世を風靡しましたが、最期は、鍛えた腹筋を殴らせるタフガイ自慢術に失敗して(腹筋に力を込める前に殴られた)亡くなりました。トニー・カーティスがフーディーニを演じた映画『魔術の恋』では水牢からの脱出に失敗して溺死したことになっていますが、これは映画的脚色です。

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腹部への打撃は、それほど強いものでなくとも内臓にダメージを与える危険がありますので、ボディへの攻撃はやめるべきでしょう。痛みを与えて無力化するには、苦痛は大きくとも深刻なダメージを与える危険性の少ない、鉄槌(握り拳の小指側)による鎖骨打ちをおすすめいたします。
空手道入門―攻防拳法

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