革命は銃口から生まれる

リビアでは、首都トリポリの大半を反体制勢力が制圧し、カダフィ政権が事実上の崩壊を迎えました。
http://mainichi.jp/select/world/news/20110823k0000m030102000c.html

リビアカダフィ政権、崩壊へ加速 「時代は終わった」

 【カイロ和田浩明、ロンドン会川晴之】リビアの反体制派が首都トリポリの大部分を制圧したことを受け、反体制派で構成する国民評議会(NTC)のアブドルジャリル議長は22日、東部ベンガジで記者会見し「(リビアの最高指導者)カダフィ(大佐)の時代は終わった」と宣言した。反体制派はこの日、トリポリの国営テレビを支配下に置き、高官亡命が相次ぐカダフィ政権からはマハムーディ首相が新たにチュニジア東部に出国するなど政権崩壊は不可避の情勢となっている。リビアの将来を話し合う関係国会合(コンタクトグループ)の最高レベル会合が来週開催されるなど国際社会はカダフィ政権が事実上、崩壊したとみなし対応を急いでいる。

 カダフィ大佐の居住区兼軍事基地があるバーブ・アジジヤ地区付近では22日も政権側との戦闘が続いた。ロイター通信などによると、この地区の周辺には戦車が配備され、狙撃兵も応戦している。

 アブドルジャリル議長は22日の会見で「勝利の真の瞬間は、カダフィが拘束されたときだ」と述べ、カダフィ大佐に公正な裁判を受けさせる必要性があるとの認識を示した。

 一方、国際刑事裁判所(ICC)が逮捕状を出した大佐の次男のセイフ・アルイスラム容疑者、長男ムハンマド氏の拘束に加え、中東の衛星テレビのアルアラビーヤは22日、三男のサーディ氏も拘束されたとのNTC幹部の発言を伝えた。

 政権崩壊が不可避となった情勢を受け、国連の潘基文(バンキムン)事務総長も22日の記者会見で、大佐に対し政権移行を呼び掛けた。関係国会合開催を22日に発表したジュペ仏外相は、会合で国際社会による反体制派支援に向けた「ロードマップ」を作成することになる、との見通しを示した。関係国会合は欧米日やアラブ諸国約40カ国で構成されている。キャメロン英首相は早急に国連安全保障理事会を開き、リビア新政権を法的、外交的、政治的、財政的に支援する意向を示すとともに、英政府が凍結したリビアの資産解除にも言及した。

 カダフィ大佐の所在は依然として不明のままだが、トリポリ市内にいるとの見方が強い。政府側と反体制派との停戦仲介をしてきた南アフリカのヌコアナマシャバネ外相は22日の記者会見で、南ア政府は大佐の出国のためにいかなる手助けもしていないとし、大佐が亡命申請することもないだろうとの見解を示した。

 イタリアのフラティニ外相は「(大佐の亡命を交渉する)時間は終わった」と述べたうえで、大佐は「ICCの裁きを受ける必要がある」と語った。

そんなタイミングで、NHK教育テレビアラビア語講座がちょっとスゴすぎる件について。


http://www.nhk.or.jp/gogaku/programs/index.html

  • 8/25(木)午前5:35 テレビでアラビア語「いつもこのライフル銃を使っているのですか?」


さ、さすがアルジャジーラと共同制作してるだけのことはあるぜ!

AK‐47世界を変えた銃

AK‐47世界を変えた銃

生徒役の宍戸開もハマり役すぎて、ひたすらに味わい深い。

(↑左から二番目。本物のアラブ人にしか見えないよ!)