どげしゃ

東電社長が浪江町から避難した住民のもとを訪れ、土下座をしているそうな。


http://sankei.jp.msn.com/region/news/110504/fks11050421040004-n1.htm

放射能漏れ】「なぜ無視してきた」「土下座しろ」 東電社長おわび行脚に町長、住民猛反発

 東京電力清水正孝社長は4日、福島第1原発事故の影響で県内に移転している広野町浪江町葛尾村の避難所などを訪れ、謝罪した。


 二本松市東和支所に役場機能を移した浪江町馬場有町長は「なぜ無視してきたのか。謝罪が遅い」と不快感をあらわにした。


 町長はさらに、緊急時の通報連絡協定を守らず、「事故の翌朝まで一切連絡がなかった」と指摘。清水社長は「申し訳なかった」と謝罪し、事実関係を確認するとした。建物を出ようとする清水社長に、事故の影響で行方不明者の捜索が遅れた請戸地区の住民が「謝れ」「土下座しろ」と詰め寄り、社長らもその場で応じた。


 清水社長はこの後、同市内の避難所で約150人の住民に謝罪した。だが、「店舗改装の借金もある。首をくくるしかないのか」といった生活補償に関する質問に「承った。誠意を持ち対応する」と繰り返すだけ。「カスタマーセンターと一緒じゃないか」と怒り出す人も。「(原発立地町の)大熊町の避難所に食料などがあったが浪江にはなかった」と事故直後の東電の“待遇格差”を追及する人も相次いだ。



(↑右から四人目が清水社長)
清水社長は、休養明けの先月からあちこちの避難所を訪れては、土下座ツアーをやっています。

  • 4月22日


  • 5月4日


もう手馴れたものですね。ただ、ぼくに言わせればこれは膝をついただけ。土下座とは呼べない。


本物の土下座とは、このぐらいの角度をいうんです!

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110505-OYT1T00554.htm

焼き肉チェーン社長が謝罪…死者4人目

 焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」を運営する「フーズ・フォーラス社」(金沢市)の勘坂康弘社長は5日午後、同チェーンの集団食中毒で4人目の死者が出たことを受け、同社の駐車場で記者会見し、「亡くなられた方、遺族の方には心よりおわび申し上げます。治療中の方を含め、出来得る限りのことをさせていただきます」と謝罪した。


 その後、土下座し、「本当に、申し訳ございませんでした」と何度も繰り返した。

  • 食中毒の死者4人、社長が改めて陳謝


この社長、つい三日ほど前には異常なハイテンションで逆ギレ会見をやっていたのですが、今度はこのキレのいい土下座を見せました。膝をつく動作に「ドゲッ」というオノマトペをつけたくなるレベルです。

  • 逆ギレ会見


この数日の間、いったい社長に何があったのでしょうか。感情の起伏が異常に激しくなるあたり、アッパー系薬物の介在を疑いたくなるレベルです。もしかすると、土下座の達人に出会い、その流儀を学んだのかもしれませんね。

どげせん 1巻 (ニチブンコミックス)

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漫画界を席巻した土下座ムーヴメントが、実業界に波及している――そんな風を感じる今日この頃です。


土下座 それは命への執着の究極形態――