ありがとうって伝えたくて

ずっと好きだった

斉藤和義が『ずっと好きだった』の反原発替え歌バージョンを歌って、それがYouTubeに「流出」したというので話題になっています。建前上は「アーティストにとって不本意な流出だった」として削除されていますが、昨日はUstreamでもやってましたのでおそらくは確信犯でしょう。生中継バージョンでは、電力会社の名前を「T電」「K電」「H電」などと伏字にしていたのがせめてもの配慮ということですね。

• 斉藤和義　ずっとウソだった

（↑たぶん削除されるので視聴はお早めに）

んで、この歌について、いきものがかりの人が批判を加えているとか。
-Togetter - 「いきものがかりの水野良樹さん「俺は斉藤和義さんの音楽が大好きだけど、「ずっとウソだった」は大嫌いだよ。」」

いやぁ、さすがに文科省ご用達のアーティストは言うことが違いますなぁ。
（↑棒読み）

いや、最後のツイートの内容自体はもっともなんですけど、正義も生み出せないロックミュージシャンなんて石のタヌキみたいなもんですよ！　あと、主張そのものの是非を問うのならば、「原発は安全じゃない、みんなダマされていた」という主張を否定しなくちゃいけないんですが、それはさすがに難しいでしょうね。まぁいきものがかりには、原発にありがとうって伝えたくて見つめて、悲しい言葉じゃない「さよなら」でエールを送ってくれればそれでいいと思います。

関係ない話

各地の中学・高校でも新学期が始まりますが、被災して制服を失った生徒のために、卒業生に向けて、着なくなった制服の提供が呼びかけられています。まぁそれはいいんですけど、なんで「制服着用のルールを緩和して私服登校を認める」という方向にはいかないのか、学校というのはよくわからんもんですね。

クローズ完全版 1 (少年チャンピオン・コミックス)

（↑制服コードがゆるやかな学校の例）