間違った情報に惑わされないように!

東日本大震災が発生して以来、テレビではACのCMが大量にオンエアされ、公共広告機構に脅迫電話がかかったり、「ぽぽぽぽ〜ん」が妙なヒットになったり、金子みすゞの詩「こだま」の改変がブームになったり、仁科亜希子のがん検診CMにクレームが来て「心が痛む」となぜかお詫びコメントを発表したり、といろんな反響を巻き起こしています。


震災から数日は通常のCMがいっさい流れず、ACばかりだったのでさすがにぼくも飽きましたが、これはACの都合ではなくテレビ局の都合なわけで、ACに苦情を言うのもおかしな話ではありますよね。


とはいうものの、さすがに同じCMばかり流すわけにもいきませんので、震災仕様の新作もいくつか制作されています。ベージュ色のバックに文字のメッセージとナレーションが流れるだけのシンプルなものもあれば、豪華スターを起用した、お金のかかってそうなものもあります。

こ、こいつは、AKBあたりとは説得力が段違いだぜ!

猪木の人生は「間違った情報に惑わされ」続けていて、近年の永久電池や、80年代のアントン・ハイセル(サトウキビからバイオエタノール燃料を取った絞りかすを、家畜の飼料にリサイクルするバイオ事業。その莫大な費用が新日本プロレスの経営を圧迫し、藤波辰爾の妻の実家にまで出資を強要したため、山本小鉄らからクーデターを起こされ、猪木は社長職を退くことになった)はよく知られたところです。

アントニオ猪木自伝 (新潮文庫)

アントニオ猪木自伝 (新潮文庫)

10年ちょっと前に出た猪木の自伝でも、「私には人を見る目がまったくない」という一節があったのが印象的でした。まぁ本当に書いた人は誰だかわかったモンじゃありませんけどね。