さよならアンディ・ウォーホル
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100806-00000024-scn-ent
「世界初のB級3D映画」と銘打って、香港で『3D肉蒲団之極楽宝鑑』が製作されることになった。「セクシーさ」を前面に出し、日本のAV(アダルト・ビデオ)界で活躍する原紗央莉と周防ゆきこ、上海出身の藍燕、香港のボニー・ルイ(雷凱欣)らが出演する。南方都市報が報じた。
蕭若元プロデューサーは3日の発表会で、「あくまでも、B級作品にすることにこだわる」と宣言。費用削減のためでなく「香港では長い間、B級作品が作られていない」ことを問題視したからという。『3D肉蒲団』では、かつての香港映画に多くみられた「パワフルなハチャメチャぶり」が楽しめそうだ。
蕭プロデューサーは、「出演女優は今が若さの絶頂期。大胆な露出に3D効果が加わる。成功する」と自信を見せた。『3D肉蒲団』は見る人を“感じさせる”映画で、中国大陸の大型作品『唐山大地震』にも負けない作品になるという。
またえらく古典的なところから原作を持ってきたもんですね。「香港では長い間、B級作品が作られていない」というプロデューサーの言い分も「?」ですが、「世界初のB級3D映画」というのもデタラメな話だと思います。
立体映像を用いた映画は20世紀初頭から研究・開発されており、1950年代には第一次立体ブームがハリウッドで発生し(家庭用テレビの普及に対抗し、劇場でしか観られない映像体験のために開発された)、『大アマゾンの半魚人』や『肉の蝋人形』など多くのB級作品が立体映画として公開されました。しかし、画面から棒が突き出たり石が投げられたりとやたら立体を強調するばかりで、ストーリー性が乏しく、また3D演出に必然性がないものが多く、おまけに「目が疲れる」という不評や「メガネの使いまわしで眼病がうつる」という風評被害もあって、ブームは急速にしぼみます。
その後、1980年代には第二次ブームが訪れますが、このときに作られたのも『ジョーズ3D』とか『13日の金曜日part3』といった低予算のB級映画ばかりで、『アバター』のようなビッグ・バジェットの3D映画が作られるようになったのは本当にごく最近のことなんですね。
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そもそも3D映画というのは、こういうB級のこけおどし作品として作られるものだったんですよね。中国のプロデューサーにも、その辺はちゃんと理解してもらいたいものです。でも原紗央莉のエロさだけはガチだと思うです。
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