ワッシュ流クッキング:トロトロやわらか東坡肉(もどき)
こんなエントリがブクマを集めているのを目にしまして。
http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51499267.html
豚の角煮をやわらかくおいしく作るための知識がいろいろ書かれていますが、どれも時間がかかりますね。ぼくのやり方だと、ちょっと手間はかかりますが時間は短縮でき、失敗せずおいしく作れます。では今日はですね、ワッシュ流東坡肉(もどき)を作りますよー。
作り方
- 豚肉を鍋に入る程度の大きさに切り、ひたひたの水を入れて火にかけます(この際、脂身の方を上にして入れる)
- 沸騰したらふたをして、15分ほど加圧します(それにしても、とっちらかったキッチンである)
- この間に、ボウルなどの器にしょうゆ・紹興酒・砂糖を入れて混ぜておきます
- 火を止めて、圧力が下がったらふたを開けます
- 肉を取り出し、調味料に漬け込みます
- ときどきひっくり返しながら、冷めるまで(30分ぐらい)漬け込みます
- 30分ほど漬け込んだら、熱したフライパンに脂身を下にして入れ、表面を焼きます
- 返しながら、全体にこんがり焼き目をつけます
- フライパンから取り出して、一口大に切ります
- ふたたび調味料の器に入れ、千切りにしたしょうがとねぎを加えます
- 圧力鍋に水と目皿を入れ、器ごと蒸します
- 30分ほど蒸したら、できあがり!
- 肉を取り出して別皿に盛り付け、召し上がれ♪
脂身もやわらかく、味もよくしみておいしいです。調味料に八角を加えると中華風になりますが、その辺はお好みで。紹興酒がない場合は日本酒でも可。
茹で上がった肉をタレに漬け込み、冷ますというのがポイント。煮物の味というものは、冷めるときに材料にしみ込む性質があるので、ここで充分に味をしみ込ませるのが、この料理のコツです。
仕上げに、肉を取り出してから漬け汁を別鍋で煮詰め、片栗粉でとろみをつけて、肉にかけるやり方もありますが、ぼくの場合はこのまま食べます。これでも充分こってりした味になっています。
肉を切るときは、もっと大きく切っても、食べ応えがあっていいです。盛り付けのときに白髪ねぎを乗せたり、ゆでたチンゲン菜などの青ものを付け合せにしたりすると、食卓の完成度がさらに上がるでしょう。
今回はふつうの豚ばら肉でしたが、できれば、豚肉は皮付きのものを用意したいところです。そうでないと、山岡に「この豚バラ煮込みは出来そこないだ、食べられないよ」と言われてしまうので、気をつけましょう。
- 作者: 雁屋哲,花咲アキラ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1985/05
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 19回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
…そういうことは言うな!