ワッシュ流クッキング:抹茶のバターケーキ
先週、島田紳助の「深イイ話」で、広島市の茶舗「駿河園」が発売した抹茶バターケーキが、出演者全員から「旨イイ」と評価を受けていたのを見まして。
http://www.rakuten.ne.jp/gold/cha-no-wa/
お店の通販サイトを見てみたら、年内発送分は完売とのことです。テレビの力ってまだまだ強いんだなぁ。
というわけで、自作してみることにしました。
お正月になると初売りで茶箱を売り出すのが有名な「お茶の井ヶ田」は宮城県内に多くの店舗を展開しています。
今日は抹茶ソフトクリームや抹茶あんみつ、抹茶生クリーム大福などの誘惑を振り切って抹茶を買いました。
駿河園のバターケーキ「しっとり仕立ての贅沢抹茶満月」は、1kg5万円の高級抹茶を使っているというので出演者(チュートリアルとか)が「スゲー」と驚いていたのですが、抹茶の1kgってとんでもない量ですからね。今回ぼくが買ってきたのは20g入りの缶で、お店でいちばん高いのを選んだら1,575円(税込み)でした。1kgにすれば7万5千円ですが、20gなのでお手軽に買えます。
材料
- 小麦粉:100g
- グラニュー糖:100g
- 無塩バター:100g
- 卵:2個
- 抹茶:小さじ2
これだけです。
小豆を入れたりハチミツを加えたり、砂糖を和三盆にしてみたりといろいろ改善の余地はありますが、今回はシンプルにこれだけにしました。
手順
- バターを電子レンジで加熱して溶かし、砂糖を加えて泡立て器でよく混ぜる
- そこに卵を割り入れ、さらによく混ぜる
- 小麦粉と抹茶を合わせてふるい入れ、さらによく混ぜる
- 焼き型の内側にバター(分量外)を塗り、小麦粉(分量外)を薄くまぶしてはたいておく
- 生地を型に流し入れ、170℃に予熱しておいたオーブンで30分ほど焼く
これで完成。一時間もかからずカンタンにできました。
型から出すとこんな感じです。表面はこんがり焼けていて、バターの香ばしい匂いが漂っています。
切ってみると断面はこんな感じ。今回は、卵をメレンゲにせず混ぜただけで焼いたので、中身はわりとずっしり感がありました。でもちゃんと焼けてるので、大丈夫です。
本当は数日おいてからが食べごろなのですが、我慢できなくてすぐ食べてしまいました。うまいぞ!
表面のカリっと香ばしい食感は焼きたてでなくては味わえないので、手作りした人の特権ですね。うひひ。
もっとこだわりたい方は、卵を黄身と白身に分けて、白身をメレンゲにしてから生地に最後に加えるようにすると、よりふんわりした食感になると思います。
抹茶の量はもっと多くてもいいかもしれません。その辺はお好みで、ぜひ一度お試しください。