秋の夜長をケーキと楽しむ

静かな秋の夜更け、かそけく聞こえる虫の声に耳を澄ませながら、心穏やかにケーキを焼く。いいものである。

（上はプレーン、下はチョコチップ＆バナナタブレット入り）

市販のパウンドケーキミックスと紙の焼き型を使えば、面倒な計量も、型から取り出す手間もいらない。焼きの時間も含めて１時間ぐらいでできる。

材料（２０ｃｍぐらいの型１個分）

パール金属 ベイクリッチ 紙製パウンドケーキ焼型22cm 3枚入 D-1915

• パウンドケーキミックス１袋（２００ｇ）

共立 パウンドケーキミックス粉 200g ｘ6個

• 無塩バター（１００ｇ）
• 卵（２個）

これだけ。バターはケーキ用の無塩マーガリンでもよい。あとは好みで具（チョコチップ、ドライフルーツ、ナッツなど）を入れたり、焼き上がってから各種の酒をふりかけて香りをつけたりする。

手順

• 耐熱容器にバターを入れ、電子レンジで１分ほど加熱して溶かす
• レンジから取り出し、オーブンを１７０℃に設定してスイッチＯＮ
• バターにミックス粉と卵を加え、ゴムべらでよく混ぜる
• 具を入れる場合は、ここで加えてさらによく混ぜる
• よく混ざった生地を、紙の型に流し込む
  • たぶんこの辺のタイミングで、オーブンの予熱が完了する
• タイマーを４５分にセットして、焼き始める
• ２０分ぐらい経って半焼けになったら、濡らした箸で生地の中央に一直線の切り込みを入れる
  • こうするとキレイに割れる
• 焼き上がったら、金網の上に乗せて冷ます
  • ない場合はその辺に置いておけばよろしい
• 粗熱が取れたら酒をふりかけ、ラップで２重か３重にくるんで冷蔵庫に入れ、ひと晩寝かせれば完成

霧島酒造 芋麹焼酎 吉助〈赤〉 25度 [ 焼酎 宮崎県 720ml ]

香りづけによく使われるのはブランデー、ラム、コアントロー（オレンジキュラソー）など。好みによってはウイスキーやカルーア（コーヒーリキュール）でもいいが、おすすめは芋焼酎。最近の芋焼酎は香りがよく、ケーキにとてもよく合う。とくに霧島酒造の「吉助　赤」が、個人的には最高だと思う。ぜひいちどお試しあれ。