レジェンド・オブ・メキシコ
メキシコに端を発した豚インフルエンザ問題は加熱の一途をたどり、WHOが警戒レベルをフェーズ4からフェーズ5に上げてみたり、国内初の感染者はやれアメリカ帰りの女性だのやれカナダ修学旅行帰りの男子高校生だのといってけっきょく違ってたり、かと思うと今度は名古屋で感染の疑い、とか。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090501-OYT1T01040.htm
それにしても、この新型インフルエンザではなんかずいぶん大騒ぎしているみたいですが(深夜一時に大臣が記者会見とか、大災害レベルの対応)、これ現段階では弱毒性なんでしょ? 別に、感染したら助からないとかそういうわけじゃないのに、わざわざ「れ、冷静に、冷静に対応してください! とにかくパニックには、パニックにだけはならないでください!」って大騒ぎしてるのは、ダチョウ倶楽部の竜ちゃんが「押すなよ! 絶対に押すなよ!」っていうのと同じような気がしてなりません。
竜兵会―僕たちいわばサラリーマンです。出世術のすべてがここに
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http://www.asahi.com/special/09015/TKY200904300140.html
途絶えた客足、在日メキシコ人店主「関係ないのに…」
豚インフルエンザは、日本国内で商いをするメキシコ人にも影を落としている。店の客足が遠のいたり、商品を心配されたり。「関係ないのに……」。ちょっと過剰な反応に、メキシコ人店主たちは心を痛める。
横浜市中区の繁華街にあるメキシコ料理店「ロス・アミーゴス」。静かな店内でマリア・サイマさん(46)が1人、客を待っていた。
この夜の来客は2人。30人が入る店内は先週まで、予約なしでは座れないこともあった。それが豚インフルエンザ問題の発覚後、客足がぱったりと途絶えた。仕方なく、アルバイトも休ませている。
「豚インフルエンザとは何の関係もないのに……」
マリアさんは日本人男性と結婚し、89年に来日。料理などを通して20年間、日本にメキシコの文化を紹介してきた。今回の騒ぎを「ただごとではない」と感じたのは、店の前を通った女性が「メキシコ料理だ。怖い怖い」と言って避けていったときだ。
日本に住むメキシコ人の友人からも同じような相談の電話が来ているという。「本当に悲しかった。日本人はもう少し冷静に考えてほしい」と残念がる。
そもそも豚肉は火を通して食べるものだからウイルスとは関係ないし、ましてや日本のメキシコ料理店はまったく安全なはずなんですけどねぇ。ここは、舛添要一大臣に、記者会見の席上でチリコンカルネをたっぷり乗せたタコスをむさぼり食うパフォーマンスを期待したいところです。もしくは、中川(酒)元大臣に「まあ火の酒テキーラをどうぞ」と勧めたい気もしないでもないです。
メキシコでは、風邪の予防のためにマスクを着用するという習慣があまりないらしく、こんな風景も見られるようです。
さすが、ルチャ・リブレの本場だぜメヒコは。
ところで。
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12人のプレイヤーの中に2人の「感染者」を設定し、陰性のプレイヤーどうしが接触すると「ワクチン」が発生するが、感染者と接触するとその人も感染し、ワクチンを1つ消費しなければならない、と文章で書いてもどういうルールかよくわかりませんね。この漫画は、いつもゲームのルールが把握できないまま終わっちゃうんだよなぁ。このテの、変てこゲーム系漫画ってどうも苦手です。でも「不謹慎だ」と抗議を受けて連載打ち切り、なんてのはカンベンしてほしいですね。