ワッシュ流クッキング:あんこうのどぶ汁

うちの近くの名取市には、閖上(ゆりあげ)漁港というのがあって、毎週日曜と祝日には朝市が開催されています。


http://www.kankou.natori.miyagi.jp/asaiti/syokai.htm


新鮮な魚介類、野菜・果物、雑貨、乾物、味噌、各種屋台(水餃子がとくに人気で、いつも行列ができる)が市価より格安で売られており、毎週にぎわっています。


ぼくもちょくちょく行っては、海産物を買ってきたりしてるんですが、今日はアンコウが安かったので買ってきました。


肝と身がいっぱいで500円。アホみたいに安いです。
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通販とかで買うと、けっこう高いですからね。これはお値打ちでした。



というわけで、今日は未知の料理にチャレンジ。「アンコウのどぶ汁」を作ってみました。

材料

これだけ。

どぶ汁はもともと、漁師が船の上で食べる、豪快で素朴な料理なので、今回はシンプルにしてみました。
白菜やネギ、きのこなどを入れても美味しそうですが、今日は大根だけです。

作り方

  • 肝がペースト状になったら、身と、いちょう切りにした大根を加えます。

  • 弱火で熱すると、身と大根から水分が出てきます。

  • 10分ほど経つとこんな感じ(写真では解りづらいけど)

  • (今回はちょっと汁気が足りなかったので300ccほど水を加えました)味噌と酒で味付けして、できあがり。


見た目は良くないですが、コクがあって美味しい鍋ができました。


本来のどぶ汁は、水を使わないこともあってアクが強く、よほどの魚好きでないと口に合わないといわれてますが、きょう作ったやつはそれほどの臭みもなく、あっさりと完食。


味噌を入れるタイミング(肝を煎るときに入れるか、水分が出てから入れるか)や、具のチョイスによって味がかなり変わりそうなので、これで完成といえるかどうかはまだ自信ありませんが、とりあえずおいしかったです。


昆布だしの汁で煮て、ぽん酢で食べるあっさりした食べ方もある(肝はすりつぶしてつけダレに加える)らしいので、今度はそちらもやってみたいですね。