さようなら2008年
楽しかった2008年も今日で終わり。今年もいろいろなことがありました。
では、今年のまとめを。
反響のあったエントリー
今がその時だ - 男の魂に火をつけろ!
昭和27年に元憲兵の宮崎清隆氏が書いた本をめぐる、マスコミや読者の反応について。14ブクマ。
死んだ権利 - 男の魂に火をつけろ!
山口県光市の母子殺害事件で、元少年に死刑判決が出たことについて、人権という概念を誤解したまま判決を賞賛する人があまりに多くてげんなりしたので、『ダーティハリー』とからめて書いてみました。41ブクマ。
津山三十人殺しのまぼろし - 男の魂に火をつけろ!
最近は東浩紀氏からもお墨付きをいただいたらしい南京事件否定論について、ちょうど七十周年の忌日だった津山三十人殺しにその手法を当てはめることでおちょくってみたエントリー。意味がわからなかった人からマジレスがいくつか来たのは意外でした。46ブクマ。
続・激突! カージャック - 男の魂に火をつけろ!
明らかにふざけているだけの「犯行予告」で、「国家権力愚弄罪」とでもいうべき恣意的な逮捕が相次いだことについて。14ブクマ。
ボンクラが非ボンクラの彼女に映画世界を軽く紹介するための10本 - 男の魂に火をつけろ!
7月ごろにはてなで大流行した「軽く紹介するための10本」(元ネタはこちら)に、昨年の暮れにうちで募集した「映画オールタイムベストテン」を乗っけたネタ。28ブクマ。
彼女ができないやつの10の映画 - 男の魂に火をつけろ!
こちらも同じく、ベストテンを彼女ができないやつの10の鎧に乗っけたネタ。10ブクマ。
ピロティ - 男の魂に火をつけろ!
佐伯一麦先生の知人のノルウェー人が、意外なもので日本を認識していたという話。10ブクマ。
私が直す! - 男の魂に火をつけろ!
COMICエルオー(ロリコン専門エロ漫画誌)の表3に載っていたフェイク広告ネタ。画像を一枚貼っただけで過去最高のブクマ&アクセス数を稼ぎ出し、気を張ってエントリを書くのがアホらしくなりました。48ブクマ。
増田さんへ。私は久しぶりに修練しました。 - 男の魂に火をつけろ!
8月ごろにはてなで大流行した、「彼女の親にヒドイ目に遭わされた」→「それはお前が悪い、ワタシなんかこんなに頑張ったんだぞ、すごいだろう」というお話に、極真会館の分裂ネタを絡めたエントリ。この絡め方は日本中でぼくにしか思いつかない、と自負しております。27ブクマ。
邦画オールタイムベストテン - 男の魂に火をつけろ!
邦画オールタイムベストテン・結果発表 - 男の魂に火をつけろ!
昨年に続き、恒例となった「映画オールタイムベストテン」募集エントリと発表エントリ。ともに23ブクマ。来年と再来年も、すでにテーマは決めてあるのでまたご参加よろしくお願いします。
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エロゲー『クロノベルト』にそういう台詞が出てくるおかげで、スタンリイ・エリンの『特別料理』やロード・ダンセイニの『二壜のソース』について検索してくる人が多かったです。あんまり多かったので解説用エントリまで作りました。製作会社さんはオレになんかくれてもいいと思います。
クロノベルト -あやかしびと&BulletButlers クロスオーバーディスク-
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「インベーダー3号」ってのはプエルトリコの覆面レスラーで、1986年には全日本プロレスに来日経験もあり。正体はジョニー・リベラともダニエル・カストロともいわれるこの人が、マニー・ヘルナンデスとの試合で大量の吐血(ただしフェイク説が濃厚)をしたのが有名です。ちなみに、インベーダー1号は、ブルーザー・ブロディを刺殺したホセ・ゴンザレス。つくづく業が深いなぁ。
今年おもしろかったもの
漫画では、今年完結した『CYNTHIA_THE_MISSION』がとにかく面白かったですね。
CYNTHIA THE MISSION 9 (REX COMICS)
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映画では、今年も話題作のほとんどを見逃してしまったので(『ミスト』も『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』も『ノーカントリー』も『ダークナイト』も観なかった)、あんまりアレがいいのコレがいいのと語ることはできませんが、観たことによっていちばん大きな影響を受けたのは『実録・連合赤軍』でした。
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この映画について、モデルになった当事者たちが語ったブントの機関誌がありまして。
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コレをAmazonで買ったせいで、左翼関係の本が出るたびにAmazonからおすすめメールが来るようになりました。誰かなんとかしてください。
というわけで
今年も一年、お付き合いくださいましてありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。