味噌に漬ければ全て解決
仙台では観測史上初となる、4日連続の猛暑日を記録したのでさすがに疲労困憊している。
したがって何も書く気になれないんだけど、仕事から帰ってきた直後は「今日は何もありません。おわり」と書くという確固たる決意があるというのに、涼しい自宅でぼんやりしていると、なかなか踏ん切りがつかなくなる。「ハイ、終わりです」と打ち込んでしまうと、快適な時間が終わってしまいそうで勿体ないんである。
ところで最近はとにかく涼しく過ごすことを最優先にしており、小説家講座で毎回持参しているお菓子作りも、オーブンを熱するのがイヤなのでティラミスやレアチーズケーキといった路線に走っているのだが、いまハマっているのが味噌漬けである。
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1ヶ月ほど前に、うちから車で1時間ぐらいの南相馬市で売っている、クリームチーズの味噌漬けを食べて、そのコクのある味わいに感銘を受けたのだった。ふつうは日本酒やワインのアテにするのだが、飯のおかずにしてもうまい。仙台味噌、八丁味噌などさまざまな種類があり、どれも味わい深くそれに安いのだが、南相馬まで高速道路を使ってわざわざ行って帰ってくるのも手間だ。というわけで味噌床を自作してみることにした。
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2日ぐらい冷蔵庫で寝かせると、味がしみてちょうどよくなるようだ。1日だとまだ表面に味噌の色がつくていどである。クラッカーに載せてもいいし、アツアツの飯に載せてもうまい。小さめに切っておにぎりの具にしてもいいし、その場合は漬けこんだ味噌を少し表面に塗って、焼きおにぎりにするとさらにうまい。
クリームチーズの味噌漬けはとりあえずできることがわかったので、つぎは至高のメニューでもおなじみ、卵黄の味噌漬けに挑戦してみた。さっき漬けたばかりなので、とりあえず明日の朝に様子を見てみることにする。『美味しんぼ』では3日ぐらいが食べごろだと書いてあったが、それまで待てるかどうか自分自身を信用しきれない。
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ちなみに、上で紹介した「みそ漬処 香の蔵」では豆腐の味噌漬けも人気商品だが、いつも品切れで買えたことがない。あと、ちょっと高いけどあん肝の味噌漬けは発狂するほどうまい。いつか新鮮なあんこうが手に入ったら、これもやってみるつもりである。