缶詰の地獄

お知らせ3つ - 深町秋生の序二段日記
深町秋生先生がこちらで告知されていた、河北新報のエッセイを読みましたッス。



ホテルにカンヅメになっての執筆について、「誘惑を断ち切るためにホテルに行くのに、最近のホテルはゲーム機やらDVDソフトやら貸し出しサービスが充実し過ぎてて、誘惑が多い」とのことです。


ホテルにカンヅメ、というと色んな作家のエピソードがあり、深町先生も紹介されている野坂昭如の風呂掃除は有名ですね。

神楽坂ホン書き旅館 (新潮文庫)

神楽坂ホン書き旅館 (新潮文庫)


たしかこれ、中島らもの本では筒井康隆のエピソードとして紹介されてました。

愛をひっかけるための釘 (集英社文庫)

愛をひっかけるための釘 (集英社文庫)

中島らもが仕事場のマンションにカンヅメになったときは、スパゲティを茹でて缶詰めのミートソースをかけ、フォークがないので箸で食べていたというし、赤坂のホテルにカンヅメになったときは、夜食にカップ麺を作ったものの、箸がないので歯ブラシで食べていたそうです。
ネリモノ広告大全 (ちくわ編) (双葉文庫)

ネリモノ広告大全 (ちくわ編) (双葉文庫)


深夜のホテルで、歯ブラシで喰うカレーヌードルは妙にうまそうな感じがしたものでした。
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