ゴージャス☆はあちゅう
はてな村民が愛してやまないネットアイドル、はあちゅう女史が催眠術師の資格をお取りになったそうです。
http://yaplog.jp/ha-chu0122/archive/434
ここから、「国家錬金術師の資格を取りました」と『鋼の錬金術師』ネタで改変しようと思ったのですが上手くいかず断念。
鋼の錬金術師 18 初回限定特装版 (SEコミックスプレミアム)
- 作者: 荒川弘
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2007/12/22
- メディア: コミック
- 購入: 2人 クリック: 14回
- この商品を含むブログ (66件) を見る
漫画なんかでは催眠術はよく出てきますが、たいがい弱っちくて卑怯なヤツが使うと相場が決まってます。
んで、主人公が自分の体を傷つけて催眠術を破る、というのももはやベタ過ぎていちいち例を挙げる気にもなれない。
- 作者: 内藤泰弘
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2000/06/01
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 6回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
この人とヴァッシュ・ザ・スタンピードの戦いは、まさに「催眠術→痛みで覚醒」の典型的パターンでした。
主人公が催眠術を使う漫画としては、荒木飛呂彦先生の『ゴージャス☆アイリン』が思い浮かぶところです。
- 作者: 荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 創美社
- 発売日: 1987/02/10
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 65回
- この商品を含むブログ (25件) を見る
のちに、『スターダストクルセイダーズ』でポルナレフがDIOと対峙したとき、階段を上ったと思ったらなぜか下りていたという経験について、
催眠術だとか超スピードだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
と、有名なコピペの元になる表現で仲間たちに説明していたものですが、荒木先生の中での催眠術株が『アイリン』執筆時より急落していたということがうかがえますね。
もっとも、アレにしたところでDIOが「ザ・ワールド」で時を止めて、よっこらしょってポルナレフの体を担いで一段下に降ろし、そ知らぬ顔で「フフフそうか階段を下りたな」なんて言ってたのだから、よく考えるとチャチというかマヌケな行動ではあります。
あと、催眠術師が出てくる漫画としては、つのだじろう先生の『うしろの百太郎』も忘れがたいインパクトがありました。
うしろの百太郎―心霊恐怖レポート (2) (講談社漫画文庫)
- 作者: つのだじろう
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1996/06
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (1件) を見る
「殺人篇」はこちらで紹介されています。
http://www.mandarake.co.jp/information/column/iwai/animal/008/index.html
そして、もうひとつの「憑依篇」ラストでは、こっくりさんの正体について「自己暗示だ」「動物霊だ」と議論を戦わせる生徒たちの前に突如ウルトラ怪しげな着物のおっさんが登場し、「シバの悪霊」を呼び出してみんなに見せます。
こんな不審人物がホイホイ入ってこれるというのは、学校のセキュリティに問題があると言わざるを得ないのですが、実は彼は担任教師の知人で、催眠術師の中野さんという人。
たぶん実在する人物だと思われますが、「暗示」というものがどういうものかもよく知らないで騒いでいる生徒たちのために、先生に頼まれて来てくれたというからきっといい人なんだと思います。
はあちゅう女史にも、このような社会的意義のある仕事をしていただきたいものだと思います!