荒岩流クッキング 今晩のうまかもん
当ブログではジェンダーだの非モテだのという話題をちょくちょく扱っておりますが、こういった分野をつらつら見ておりますとこういうコンボによくぶち当たります。
- 女性誌が、世の男性を批判する記事をあげる
↓
- それに反発した男が、2chにスレを立てる
↓
- 「痛いニュース」に載る
↓
- その反応がはてブで批判される
で、こんなエントリを見ました。
http://d.hatena.ne.jp/b_say_so/20070427/1177641296
ボクの通った学校には、中・高とも家庭科というものがなかったので、学校で料理は習いませんでした。
そんなわたしが、趣味のお料理をするときのお手本となるのが、こちら。
クッキングパパの特選レシピ(2) 激安簡単編 (KCデラックス)
- 作者: うえやまとち
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/01/23
- メディア: コミック
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上で揚げたリンク先の人は、「親子丼が載っている本は少ない」とおっしゃってますが、この本では九州ふうのあっさりした親子丼が紹介されています。
ほかにも、おかゆの炊き方やおにぎりの握り方から、カツ丼や牛丼、カレー・シチュー、麺類、鍋物、ドーナツやホットケーキに至るまでいろいろ網羅されていてけっこう役立ちます。
ただしこの本、90巻ある原作からピックアップして収録されているので、執筆時期によって荒岩さんの顔がけっこう違っています(初期ほど顔が険しくアゴが鋭角的である)。
また、もとはストーリーのある漫画から1ページをピックアップしているので、たまに意味不明なことを言っていたりもします。
カボチャとバナナを入れて煮込んだ、甘味のある「カボチャのスイートカレー」のときは、荒岩さんが
「徳さんが奥さんのために作った、すばらしく甘いカレーだ」
なんて言ってます。
誰なんだよ、徳さんってのは。
また、讃岐うどん篇では、荒岩さんが作る肉味噌うどんと並んで、女子大生風の人が作るペペロンチーノうどんやエスニックうどんが、「ルリちゃん流ユニークうどん」として紹介されています。
だから誰なんだよお前は。
あと、「簡単料理」とは言っても「手間がかからない」とは限らないようで、
「大豆を一晩水に漬けておく」
「牛テール肉を、弱火で最低半日は煮込みたい」
なんてのが平気で出てくるので、その点は注意が必要です。