カラテ地獄変・弟子モンゲットだぜ!篇
まだまだ続く「カラテ地獄変」です。
牙直人によって総ナメにされた他流派は、もはや空手では勝てない、と柔道家(ニッカボッカにハンチング帽)と剣道家(インバネスにお釜帽、丸メガネ)を雇って徹心会を襲わせます。
そのファッションセンスはどうかと思う二人組みですが、その実力で若手弟子を蹴散らし、牙直人を戦慄させました。
さっそくこの二人を襲撃する牙。
柔道家は難なくKOしますが、「剣道三倍段」と言われることもあり、今の牙の実力では剣道の達人には勝てません。
そこで、徹源は真剣白刃取りの妙技を見せるため、兄弟子の芦田に牙を探させます。
探しあてた牙は、つい先日童貞を捨てたばかりだというのに早くもホステスのヒモにおさまっていました。どうやって知り合ったんだ。
そして、破門の身ゆえおおっぴらに教わることができない牙が覗き見する中、徹源は「べ、別に教えてやるわけじゃないんだからね」というツンデレ的スタンスで真剣白刃取りを伝授します。
しかるのち、ゲイバーで遊んでいる剣道家を襲った牙。
ステッキを蹴り飛ばすと、それは仕込み杖になっていて、刀身が現れました。
ククク、仕込み杖を抜く手間を省いてくれおって…
可愛いやつ。 ほんに貴様はかわゆい!!
ホモのおっさんにこう言われるとなんとも不気味なものがありますが、牙は決死の覚悟で接近戦を挑み、ヅラを蹴り飛ばした上に真剣白刃取りをみごと成功させ、倒れたところに顔面ストンピングで目ん玉を飛び出させ、勝利します。
こうして、徹心会を守った功績によって特例として破門をとかれた牙。
しかし、無条件で復帰できるわけではなく、アメリカ進出の足がかりを作るためのニューヨーク行きを命令されます。
殺人・生首切断・喧嘩・暴行・強姦と狼藉の限りを尽くしている牙が、すんなり出国できるとはとても思えませんがとにかく大東徹源の命令は絶対。
徹源のマンツーマン特訓でさらなる実力アップと、連日徹夜の英語猛特訓を受けて無事渡米。
ニューヨークでの使命は、
暴れろッ
暴れろッ
ひたすら暴れろッ
白目で叫ぶ徹源。
とにかくひたすらケンカを買い、勝ったら「ダイトウカラテ!」とアピールせよ、というからおだやかでない、というか社会人としてはいかがなものかという感じですが、とにかく大東徹源の命令は絶対。
かくして、ニューヨークで地獄を見ることになる牙ですが続きはまたおって(・∀・)/