ヒマラヤの雪男 

本日は、仙台セントラル劇場にて覆面上映レイトショーを観てきたですよ。

ここのレイトショー企画では、映画が始まる前の恒例として梅宮辰夫の「シンボル・ロック」が流れます。

銀幕ロック(演歌)

銀幕ロック(演歌)

それに続いて、映画とはまったく無関係なおっさん三上寛みたいな歌を一曲歌ったあと、やっと本編が開始。


見慣れた、東映の「波しぶきに三角マーク」でも、光り輝く東宝マークでも、大映でも松竹でも日活でも東宝ですらない、初めて見る活火山の映像に被るは、ニュー東映の丸いロゴマーク
これは意表を突かれたなぁ。

そして、ヒマラヤの映像にうやうやしいナレーションが被り、タイトルが明らかに。
「ヒマラヤ無宿 心臓破りの野郎ども」でした。

↓こんな映画です。
http://www.geocities.jp/bqaga/mv/hog5.html#him
もう全編爆笑の嵐でした。


ところで。


筑波久子の姿をスクリーンで見たのは今回が初めてでした。


若かりし頃は、日活を中心にセクシー女優として活躍し、その後渡米。

アメリカでロジャー・コーマン門下のプロデューサーになり、チャコ・ヴァン・リューウェン名義で「ピラニア」「殺人魚フライングキラー」を製作したことで知られています。

「殺人魚フライングキラー」といえばジェームズ・キャメロンの監督デビュー作として有名で、現場に行ったらフライングキラーのプロップが2個しか出来ておらず、ランス・ヘンリクセンと2人で徹夜して作ったという逸話とともによく知られています。


…下積みの苦労はどの業界も変わりませんな。