仰天・平成18年の空手チョップ

Amazonでのお買い物は普段あまりしていないのですが、先日、たまにお買い物をばいたしました。

哀 戦士・Z×R

哀 戦士・Z×R

これはなかなか楽しめました。リッチー・コッツェンはかなりギターをば弾きまくっています。
馬場・猪木の真実 (角川文庫―門茂男のザ・プロレス (6011))

馬場・猪木の真実 (角川文庫―門茂男のザ・プロレス (6011))

群狼たちの真実 (角川文庫―門茂男のザ・プロレス (6012))

群狼たちの真実 (角川文庫―門茂男のザ・プロレス (6012))

この門茂男氏は、かつて内外タイムス東京スポーツでプロレス記者として活躍したのち、日本プロレスコミッション事務局次長をば務めた、プロレス界の内部事情に詳しい人物。


プロレス界から退いたのち、自費出版で「ザ・プロレス365」という暴露本の元祖をば書かれました。
原本は全八巻の大著で、古書市場では一冊数千円の値がついています。


今回買ったのは、1985年に角川文庫から出たその再構成版。
三分冊の一冊目は以前古書店で買っていたのですが、あとの二冊をば今回やっと買いました。

力道山の真実 (角川文庫―門茂男のザ・プロレス (6010))

力道山の真実 (角川文庫―門茂男のザ・プロレス (6010))

85年といえば、「ケーフェイ」の原本が出た年でもあります。

第一次UWFが「シューティング」を標榜し始めた頃でもあり、プロレスの暗黙の了解の部分が白日の下に晒され始めたのがこの頃だったんでしょうか。

ケーフェイ

ケーフェイ


流血の魔術最強の演技―すべてのプロレスはショーである

流血の魔術最強の演技―すべてのプロレスはショーである

五年前、この本が出たときに業界に与えた衝撃は甚大なものでしたが、内容のダーティさから言えば「ザ・プロレス」の方が遥かに上でしょう。



で。


昨日届いた「馬場・猪木の真実」をば読んでいるのですが、この門茂男氏の文章は独特のクセがあり、迫力はあるのですが実に読みづらいシロモノ。

文庫本一冊をば読み終わるのに、二日以上かかるのなんていつ以来のことであったでしょうか。


「〜を」というべき所をば、「〜をば」と書くのは、夢枕獏先生の「仰天文体」にも大きな影響をば与えていると思われます。

仰天・平成元年の空手チョップ

仰天・平成元年の空手チョップ