シュレディンガーの非モテ

昨日の日記でもちょっと触れたのですが、非モテについて書かれたブログは日頃からつらつらと見ております。


自分が大して気にもしていないことを、ものすごく気に病んでいる人もいるという事実がなんだか興味深くて。
だって、いくらモテないのキモがられるの言ったところで、オレよりモテないヤツなんているわけねえんです!
それなのに、なんであんなにこの世の終わりみたいに悩むのかわからん。


http://ex9.2ch.net/test/read.cgi/net/1142697653/
こちらのスレでは、非モテ界隈のブロガーの方々がヲチされています。

かなり辛辣なツッコミが加えられているのですが、困ったことにその内容がヲチ対象の方々に筒抜けなんだ、これが。
http://d.hatena.ne.jp/Leiermann/20060331/p1
こちらでは、ヲチされているLeiermann氏が、ヲチャーの人々に対し「卑怯者」「他人を自分の娯しみのために消費している」「最悪の『モテ』主義者」*1と怒りをあらわにされています。


この状況を見て思わず、ヲチという行為がヲチ対象に影響を与える不確定性原理、などといった言葉が浮かんでしまいました。

量子力学1 (KS物理専門書)

量子力学1 (KS物理専門書)

量子力学といえばむずかしいおべんきょうの代名詞みたいなもんで、「アストロ球団」で球四郎が初登場するシーンでも、腹巻きの中に「量子力学」という本を突っ込んで現れ、球二に「えらくむずかしい本だな」と言われていました。
アストロ球団 (第2巻)

アストロ球団 (第2巻)

そうやって勉強した結果が人間ナイアガラだったのか球四郎。どんな量子力学だ。



そういえば。



HELLSING 4 (ヤングキングコミックス)

HELLSING 4 (ヤングキングコミックス)

ヘルシング」には、シュレディンガーの猫パラドックスをモチーフとした、シュレディンガー准尉という犬耳お小姓ヴェアヴォルフが登場します。

存在位置を確率的にしか決定できないという能力を持つため、頭を吹っ飛ばされて殺されても、何事もなかったように消えてまた別のところにひょっこり現れるという理不尽な不死身ぶりを見せてくれますが、これって明らかにアーカードを上回ってるような気がするのですがどうなんでしょうか。

*1:これがなぜ「『モテ』主義」なのかは、低学歴棄モテ非童貞のわたしには何度読んでもよくわかりませんが