さらばウルトラマンマックス

今朝放送の第39話「つかみとれ!未来」で実質的最終回を迎えた「ウルトラマンマックス」。

地底へ赴くあたりは、「ウルトラセブン」最終話「史上最大の侵略」の本歌取りかと思いましたが、その後の展開はむしろ「セブン暗殺計画」*1になってましたね。

エネルギー切れで生ける屍となったマックスを復活させるあたりは、ベタとはいえ燃えの基本をしっかり押さえたものでした。



ウルトラマンシリーズの最終回は、いつもウルトラマンとの別れで終わります。


いつまでもウルトラマンに頼っていてはいけない。地球の平和は人類の手で守らなければならない。


形は違えど、人類とウルトラマンとの別れはいつもこのテーマのもとに描かれています。

今回もそうでした。



しかし、今回のマックスでは、なぜウルトラマンマックスがM78星雲に帰らなければならなくなったのか、まったく説明がありませんでした

旧シリーズではこういう理由があったのですが、今回はいきなり中井和哉が「わたしは帰らなければならない」と言い出したっきりでした。


「ウルトラマンタロウ」最終回みたいに、マックスに頼らないでカイトがギガバーサークを倒せばもっとテーマが明確になったんですけどねぇ。

つーか、何してたんだよウルトラマンゼノン。

*1:冒頭のガッツ星人のナレーションがクール過ぎる。