悪魔のメロディ

警告:今日の日記は最後まで読まないで下さい

最近、「伝染歌」という都市伝説があるそうです。
呪われた歌があり、それを聞いたものは不幸になる、というもの。
http://www.web1week.com/cgi-bin/special/densen/pab.cgi

暗い日曜日」やら、「天国への階段」の逆回転やら、「ホテル・カリフォルニア」のジャケやら、いろんな意見が出ていますね。

暗い日曜日(紙)

暗い日曜日(紙)

レッド・ツェッペリンIV

レッド・ツェッペリンIV

ホテル・カリフォルニア(紙ジャケット仕様)

ホテル・カリフォルニア(紙ジャケット仕様)

ですが、この話を聞いて、わたしが即座に思い出した漫画*1がありました。


つのだじろう先生の「デスマスクの旋律」という作品です。

これはスゴイです。つのだ的ロック観に生理的嫌悪感をブレンドした怪作です。


主人公は、買ったばかりのカセットテープになぜか不気味な曲が入っているのを聞きます。

それ以来、謎の美少女が身の回りに現れ、夢の中でキリで爪を剥いだりするというイヤガラセをされる主人公。

実は、その曲は呪われた「悪魔のメロディ」でした。
作曲したのは、デミ・アンドリックスという伝説のミュージシャン。

彼のステージングは、破壊的にして悪魔的なものすごいものでしたが、あるとき観客がステージに投げ込んだコウモリをかじり、恐水病にかかって亡くなります。

名前はジミ・ヘンドリックス風ですが、明らかにオジー・オズボーンをモデルにしてますね。つのだじろうとオジー、すごい取り合わせです。

んで、謎の美少女は、実は以前にこの曲の呪いで死んだ少女の亡霊。
その死因が、回虫に寄生されて、虫をニョロニョロ吐きながら死ぬというものすごく気持ち悪いものでした。このシーンはトラウマになりますよ。しばらくフィットチーネとか喰えなくなりますよ


そして、最後は主人公も回虫病にかかり、虫をニョロニョロ吐きながら飛び降り自殺してしまいます。

ものすごくイヤな漫画でした。


つのだ先生には、他にも「この漫画を読んだものは死ぬ!」という、明らかに日野日出志先生の「地獄の子守唄」からパクった作品もあったりします。

地獄の子守唄 (マジカルホラー (3))

地獄の子守唄 (マジカルホラー (3))

「リング」とかの元ネタって絶対コレだと思うんだけどなぁ。



























君は、この日記を読んでから三日後かならず死ぬ!
死ね死ね!おちろおちろ!地獄の底へおちろ!おちてしまえ!*2

*1:本当はタイトルが思い出せず、はてなで質問した。

*2:「地獄の子守唄」は、主人公がどアップでこの台詞を吐く大ゴマで「完」と終わる。すごい。