プロレスファン烈伝
徳光康之の『最狂超プロレスファン烈伝』5.1巻を読みました。
- 作者: 徳光康之
- 発売日: 2016/11/22
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- 作者: 徳光康之
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4.5巻以降は最近になって描かれたものなので、90年代当時の熱狂についても冷静に振り返ることができており、とくにターザン山本の煽動に乗りすぎたことへの反省がみられます。
そこで、5.1巻では天龍ファンが主人公で、1993年の「戦争で東京ドームが破壊された世界」から2015年の現実世界、天龍源一郎の引退試合当日へ飛ばされるという物語になっていました。
1993年当時の作者は週プロ派で、SWSの田中八郎社長(当時)をモデルにしたキャラは、プロレス界を私物化せんとする金満家という、半ば誹謗中傷に近い設定で描かれていました。その田中社長も亡くなり、天龍も引退した現在に、あの当時から続く話を書くのであれば、やはりこの辺の総括と清算を避けて通るわけにはいかんのだなあ。
- 作者: 谷川貞治,ターザン山本
- 出版社/メーカー: ベースボールマガジン社
- 発売日: 2013/03
- メディア: 単行本
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まぁ、5.1巻はページ数も少なく、ストーリー展開はまだまだこれから続いていくでしょう。ページ数の割には値段が高めですが、これは連載媒体がなく原稿料収入もない作者が生活するためなので、クラウドファンディングみたいなものだと考えることにします。