生きてるってなんだろ 生きてるってなあに

大阪都構想をめぐる住民投票は僅差で否決され、大阪維新の会橋下徹市長と松井一郎知事は任期を終えたら辞任する、と記者会見。橋下市長にいたっては、政治家を引退すると宣言しております。


橋下 徹氏、笑顔で引退表明「大変幸せな7年半、本当に悔いがない」【会見詳報】 橋下 徹氏、笑顔で引退表明「大変幸せな7年半、本当に悔いがない」【会見詳報】

大阪都構想を巡る住民投票は、5月17日に投開票の結果、反対が賛成を上回り、大阪市は存続することになった。提案者である地域政党大阪維新の会」代表の橋下徹大阪市長は、幹事長の松井一郎大阪府知事とともに、大阪市内のホテルで記者会見し、任期満了後に政治家を引退することを断言した。


まあね、どうしたって脳内BGMは「スピニング・トー・ホールド」になりますやね。

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ドリー・ファンクJr.とのタッグ「ザ・ファンクス」で70年代〜80年代に一世を風靡した、プロレスラーのテリー・ファンクは、1983年に最初の引退をしてからというもの、何度となく引退と復帰を繰り返してファンを翻弄したものでした。日本では大仁田厚が、より悪質な形でファンを愚弄し続けているのを御存じの向きも多いでしょう。目立ちたがり屋で、悪い意味で情に訴えるあたりのキャラクター性もテリーや大仁田によく似ているし、言葉の重みという点ではヘリウムガスみたいなモンです。


記者会見でも、かつて「(府知事選には)2万%出ない」と発言しておいて出馬したことを突っ込まれていますが、そこでこんな回答をしているんですね。

Q 進退について。70万人という(賛成の)数を見ても、気持ちに変化はないか。


橋下:だってそれはもう、政治ですから。負けは負け。ここは公務員と違うところです。きのうの街頭演説では戦を仕掛けたわけですから。「叩き潰す」と言って叩き潰された。民主主義、大変素晴らしいですよ。メディアも含めて徹底議論した。負けたのに命を取られない政治体制は、日本はすばらしい。僕はこのまま生きて別の人生を歩めるわけですから。絶対に民主主義は是が非でも守らなくてはいけない。そのためには報道ですよ。報道の自由は絶対に守らないといけない。僕もメディアにはやいのやいの言ってるけど、報道の自由が民主主義を支える根幹ですから。メディアの皆さんにも頑張ってもらいたいし、素晴らしい政治体制だと思いますね。

Q そうはいっても過去に発言を覆したことはある。100%ないですか?


橋下:また2万%って言わせたいんですか?(注:橋下氏は2008年、大阪府知事選への立候補を「2万%ない」と否定し、その後翻した経緯がある) あのときはご存知の通り、僕が番組収録を抱えていて、番組の予定が組まれていたので、どうしても「出ない」と言わないと放送できなかったのでああいう言い方をした。今はそういう制約はないので、嘘をつく必要もない。政治家は僕の人生から終了です。

これ、みんな黙って流してますけど、本当はものすごい失言ですよ。


だってね、「自分は、利害関係者のためならどんなウソでも平気でつく人間です」って自白してるのに等しいじゃないですか。「今はそういう制約はない」というのも、本当かどうかわかったモンじゃないです。後から「制約はない、と言わなければいけなかった」と言われたらオシマイですよ。


今後の身の振り方については、弁護士として政党の法律部門で活動する、テレビコメンテーターに復帰する、などなどいろいろ取り沙汰されていますけど、ここは一発、パイロットを目指して本当の機長になってほしいような気もしますけどね。

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