地獄のアングル

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悪医

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講師来ず…依頼してなかった 広島の医師会、作家に謝罪:朝日新聞デジタル 講師来ず…依頼してなかった 広島の医師会、作家に謝罪:朝日新聞デジタル

 広島県大竹市医師会が昨年11月、作家で医師の久坂部羊(よう)さんに依頼もしていないのに講演会を開くと告知し、当日、講師が到着していないと来場者に説明して中止していたことが分かった。市医師会は久坂部さんに謝罪したが、久坂部さんにも非があったかのようにとれる対応をしたことなどについて、マネジメントを担当する幻冬舎(東京)は、市医師会にホームページ上での経緯説明を求めている。

 市医師会によると、担当理事が無料の公開講座で、久坂部さんの「思い通りの死に方」と題した講演会を企画し、当日、会場には約180人が集まった。だが、久坂部さんの姿はなく、約30分間、医師会関係者が話して終了したという。

 今年2月、講演会に行った市民の連絡で幻冬舎は事態を知り、市医師会に連絡。市医師会が担当理事に確かめると、久坂部さん側に講演を依頼していなかったことを認めた。市医師会は昨年度、公開講座の講師との交渉をこの担当理事に一任しており、事情を把握していなかったという。市医師会の調査に対し、担当理事は謝っているが、事態を招いた原因などの説明はないという。

 市医師会の役員と担当理事は3月に久坂部さんに謝罪。幻冬舎は「何の了解も得ずに講演会を開催し、講師が連絡せずキャンセルしたような説明をしたのは非常識。ネット上に中傷の言葉も書き込まれた」と批判している。市医師会の対応によっては法的措置も検討するという。

 久坂部さんは大阪大医学部を卒業後、2003年に作家デビュー。昨年、「悪医」で第3回日本医療小説大賞を受賞した。(日比真)

すごいなぁ。ぼくも「せんだい文学塾」で作家をお招きしたりしてますけど、日時や場所を間違えて伝えていたらどうしよう、みたいな不安はいつも感じています。でも「そもそも依頼してなかった」ってのはすごいなぁ。たぶん、ブッキング担当の理事が「大丈夫だから、久坂部さんならよく知ってるから」とかいってスケジュールを組んだものの、実際には知り合いでもなんでもなかった、みたいな感じだと思いますが、当日まで発覚しなかったってのはすごすぎるなぁ。それでよく医師会の理事とかできてたもんだ。


2003年の10月、ズンドコ街道を邁進していたWJプロレス後楽園ホールでの興行を発表したものの、ネットで「その日はボクシングの興行がある」と指摘され、会場が取れていなかったと発覚した「後楽園ホールダブルブッキング事件」がありました。

それを彷彿とさせるような、ズンドコ事件であるといえましょう。久坂部さんはなんの責任もないけど。


WJの後楽園ホール大会といえば、会場使用料が払えずゴマシオが帰れなかった「監禁事件」も有名ですが、大竹市の講演会でも、ゴマシオ的な人が会場で監禁されたりしたんでしょうかね。

劇画 プロレス地獄変

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