侵略! イカ刺し松前
おじさんなのでイカの加工品が大好きである。乾物もいいが、とくに好きなのは生のイカを味付けして漬けこんだものだ。シンプルな塩辛も好きだし、明太子と和えたイカ明太、辛く味付けしたイカキムチもいい。丸ごと醤油に漬けこんだ沖漬けなんかはもうたまらない。冷凍したものを半解凍状態にしたルイベで食べるのもいいし、すっかり解凍したのをご飯に乗っけて掻きこむのも最高だ。ふつうのおじさんならこれで日本酒を飲むのかもしれないが、ぼくはお酒をほとんど飲まないので、もっぱらご飯と組み合わせているのである。
んで、最近ハマっているのが、この「いかさし松前」である。
松前漬というのはふつう、細切りにした干しするめ、昆布、人参を醤油だれに漬けこんだものだが、これは生のイカの身とぷちぷちした魚卵、少なめの昆布と人参をあっさりとした味付けで和えたものである。函館の名物らしいが、仙台でも売っている。もしかしたらずっと前からあったのかもしれないが、地元のスーパーではこないだ初めて見つけたのである。
行きつけのスーパーでは、1パック198円(税抜)で売っている。これでだいたい、どんぶり飯3杯ぐらいは食べられる量である。
ほかほかのご飯にこいつをぶっかけて食べると、もう天国である。こいつのせいで、朝にどんぶり飯を食うのが楽しみでしかたない。夜に寝るときも、早く朝にならないかな、と思っているほどである。ああ明日の朝が待ち遠しい。
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