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よく知らないんだけど、最近よく見かける『ぽちゃまに』って少女漫画があるじゃないですか。

ぽちゃまに 1 (花とゆめCOMICS)

ぽちゃまに 1 (花とゆめCOMICS)

ぽっちゃりした女子高生が、ぽっちゃり好きのイケメンと付き合うというお話ね。まぁ世間にはよくある話だし、リアリティの面ではいいんじゃないかと思うんですね。


んでね、イケメンくんはヒロインのどこが好きかというと、「さわり心地がいい」ってところなわけですよ。んで、やたら抱きしめようとしたり、触りたがったりするのね。その気持ちはすんげえよく理解できるんですけど、「花とゆめ」に載せる漫画にしてはちょっと生々しいというか、肉々しいというか、そんな感じがしませんかね。
(もちろん、肉体の魅力だけでなく、性格のやさしさとか、自分のふくよかな体型をネガティヴにとらえていないところとかも、ヒロインの魅力として描かれてはいるんだケド)


だってね、人前で女の子の二の腕を揉むってのは、ちょっとどうかと思いますよね。

「すげーいい」と言いたくなる気持ちはものすごくよくわかるんですけど、リアルに考えたら、彼の下半身は絶対に、バッキバキのフル稼働状態になってるはずなんですよ。

黄金宮〈1 勃起仏編〉 (講談社文庫)

黄金宮〈1 勃起仏編〉 (講談社文庫)

これは間違いないと思いますね、ぼくの経験からいって。こんなんもうたまらんに決まっとるやないですか(錯乱)。


とはいいつつ、ちゃんと読んだことがないので、このイケメンがエレクチオンする人なのかどうかは、わからぬままなのでありました。ふつうの少女漫画にそんな描写が必要かどうかはまた別の問題だけど。


(ちなみに、少年漫画におけるエレクチオン描写の先駆けは徳弘正也の『シェイプアップ乱』だといわれているが、その後は北条司が『CITY HUNTER』で描いたていどで、近年はあまり見られない気がする)