タイ印度化計画

世の中にカレーと名のつく喰い物は星の数ほどありますが、たいていどれを喰ってもうまい、というのはぼくの美味しさに対する感受性がズバ抜けて高いことの証左であります。


最近のお気に入りは、トマトの入ったバターチキンカレー。甘味と酸味が強くさわやかな味で、ご飯にもナンにもよく合います。
以前はインドカレー専門店でしか食べられませんでしたが、最近はチキンを炒めるだけで作れる、手軽なルーも市販されるようになりました。

とてもうまいのですが、うちの家族は食に関しては超保守なので、なかなか作れないのが困り物です。



んで、ちょっと前にブームになった(今も売れている)タイカレー缶詰のいなばから、バターチキンのインドカレーも発売されています。

いなば チキンとインドカレー 125g×24個

いなば チキンとインドカレー 125g×24個

これがまたおいしい。あまり辛みや香りのないチャイルドプルーフな味ではありますが、ぼくはカレーにスパイス感をあまり求めないタイプなので、これで充分おいしいです。


いなば ツナとタイカレーレッド 125g×24個

いなば ツナとタイカレーレッド 125g×24個

大ヒットしたタイカレーは、本場タイで作っているのがウリでしたが、ではインドカレーはインドで作っているのかというと、実はこちらもタイで作っている(というか、もともといなばの生産拠点がタイにあったので、タイカレーを売り出したのである)のでありました。


タイを印度にしてしまえ!



関係ないんですけど、そういえば先日、知人と食べ物の好き嫌いの話をしていたら「インドやタイのカレーは好きだけど、日本のカレーは好きじゃない」という人がいたので、「大槻ケンヂと同じだなあ」と思ったものでありました。

行きそで行かないとこへ行こう (新潮文庫)

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