レシピ記事:ワッシュ流ティラミス

先日の「せんだい文学塾」におきまして、ワス手作りのティラミスをお持ちしたところ、なかなか好評をいただいたのでありました。

ちなみに、日本でティラミスが流行ったのが1990年ごろのこと。当時は目新しいお菓子で、イタリアのオシャレな食べ物として珍重されました。それから間もなく発売された『ストリートファイターII』では、力士のエドモンド本田が「好きな食べ物:ティラミス」というプロフィールを持って登場したものです。今ではそういうギャグにも使われないほど、ふつうのスイーツとして浸透していますが、これが簡単に作れることを知らない人は意外に多いようです。

ワッシュ流ティラミスの作り方

マスカルポーネ

マスカルポーネ

    • 生クリーム(200cc)

    • 生卵(1個)
    • ラニュー糖(75g、ふつうの白砂糖でもよい)
    • コーヒー(100ccほど、インスタントでよい)
    • バウムクーヘン(1個、スーパーで売ってる安いやつでよい)

サンコー バウムクーヘン

サンコー バウムクーヘン

    • ココアパウダー(大さじ1杯ていど、ノンウェットがよい)

    • スパチュラ(ゴムべら)

    • エッグセパレータ

【業務用】 18-0 黄身取り 器 C-9613

【業務用】 18-0 黄身取り 器 C-9613

    • 大きめのボウル(3個)
    • 大き目の、密閉タイプのタッパー
    • 茶こし
  • 手順
    • マスカルポーネを室温に置いておくか、電子レンジで1分ほど加熱して柔らかくする
    • 卵を黄身と白身に分けておく
    • 柔らかくなったマスカルポーネに、1/3の砂糖と卵黄を加え、ヘラでよく混ぜる
    • 生クリームに1/3の砂糖を加え、ハンドミキサーでツノが立つまで泡立てる
    • 卵白に残りの砂糖を加え、ハンドミキサーで泡立ててメレンゲにする
    • マスカルポーネに泡立てた生クリームを加え、ヘラでよく混ぜる
    • 次いでメレンゲを加え、泡をつぶさないように、ヘラでさっくり切るように混ぜれば、生地のできあがり
    • バウムクーヘンを3mmぐらいにスライスして、半分ぐらいをタッパーの底に敷き詰めて土台とする
    • 敷き詰めたバウムクーヘンに、コーヒーをスプーンですくってかけ、よく染み込ませる
    • その上にマスカルポーネ生地を半分量のせ、表面を平らにならす
    • もう一層、バウムクーヘンを敷き詰めてコーヒーを染み込ませる
    • さらにその上から、残りのマスカルポーネ生地をのせ、表面を平らにならす
    • 茶こしを使って、表面にココアパウダーをふりかける
    • フタをして、冷蔵庫で1〜2時間以上冷やせばできあがり
    • 大きなスプーンなどで豪快にすくい取って、ガッツリいただく
  • アレンジ
    • マスカルポーネクリームチーズでも代用可だが、酸味が強いので好みが分かれる
    • 卵は省略してもよい
    • 生クリームは、ホイップして売っている商品を使うとさらに手軽にできる

    • 土台はカステラやスポンジケーキでもよいが、バウムクーヘンだと切りやすい
    • 本場のイタリアでは、現地独特のビスケットをコーヒーにひたして土台にしているらしい
    • コーヒーにはブランデーなどを入れても香りがよくなるが、シンプルにコーヒーだけでも充分
    • 小さな型を使って作るとカワイイが、タッパーを使うと男らしく豪快に仕上がる

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