7月の告知

では7月の、もろもろの告知をまとめて。

PLEASURE NIGHT 2013 K'z LIVE-GARAGE


調律師

調律師

仙台市在住の直木賞作家で、せんだい文学塾でも講師を毎年お願いしている熊谷達也先生は、趣味でB'zのコピーバンド「K'z」を率いています。
そのライヴが、7月6日に仙台市で開催されます。

仙台市青葉区一番町2-3-33 ESPビル B1F)

  • 料金:1500円(高校生以下1000円)※会場にて別途ワンドリンク500円
  • 主催/お問合せ:街角仕事人くみあい eccochan@wmail.plala.or.jp

[遅筆堂文庫山形館] ◆図書館トーク?◆吉村龍一

山形県に縁の深い作家の皆さんを中心に、「本」に携わる方々を講師としてお招きし、今だからこそ聴きたい"書き手"の思い、活字文化の魅力を存分に語っていただきます。

第2回目は山形県出身の作家・吉村龍一さんをお迎えします!2012年『焔火(ほむらび)』で第6回小説現代長編新人賞を受賞しデビュー。2013年2作目となる『光る牙』(講談社)、3作目『旅のおわりは』(集英社文庫)を出版。

旅のおわりは (集英社文庫)

旅のおわりは (集英社文庫)

※事前申し込み、当日精算
(チケットはありませんので、お申し込みの上、当日は直接受付カウンターまでお越しください。)

せんだい文学塾 講師:中条省平

1954年神奈川県生まれ。学習院大学フランス語圏文化学科教授。専攻は19世紀のフランス小説。


おもな研究書に『最後のロマン主義者―バルベー・ドールヴィイの小説宇宙』(中央公論新社)、翻訳としては、バタイユ『マダム・エドワルダ/目玉の話』(光文社古典新訳文庫)、コクトー恐るべき子供たち』(同)、ラディゲ『肉体の悪魔』(同)、ジュネ『花のノートルダム』(同)などがある。


また、『映画作家論―リヴェットからホークスまで』(平凡社)『クリント・イーストウッドアメリカ映画史を再生する男』(ちくま文庫)『フランス映画史の誘惑』(集英社新書)『中条省平の決定版!フランス映画200選』などの映画評のほか、マンガやジャズといった大衆文化への造詣も深く、『読んでから死ね!―現代必読マンガ101』(文藝春秋)『ただしいジャズ入門』(春風社)『小説家になる!―芥川賞直木賞だって狙える12講』(ちくま文庫)『小説の解剖学』(同)『反=近代文学史』(中公文庫)など、多方面で文化論を展開している。

小説の解剖学 (ちくま文庫)

小説の解剖学 (ちくま文庫)

http://www.siip.city.sendai.jp/netu/accessmap.html
※通常月とは会場が異なります。ご注意ください

  • 受講料:一般2000円、学生1000円、高校生以下無料
  • お申し込み/お問い合わせ:せんだい文学塾運営委員会 sendaibungakujuku@gmail.com TEL.080-6013-5008

小説家になろう講座

1961年神奈川県川崎市出身。


自動販売機の営業、コンビニ店長、映画・ビデオの企画・製作と様々な職歴を経て作家となる。
週刊プレイボーイ誌上にて、「デルモンテ平山」名義でZ級ビデオを紹介する連載で注目を集める。
1994年にノンフィクション『異常快楽殺人』(角川ホラー文庫)を刊行。
1996年に『Sinker―沈むもの』(徳間書店)で小説家としてデビュー。


「超」怖い話』(竹書房)『怖い本』(ハルキ・ホラー文庫)などの実話怪談シリーズで健筆をふるい、このジャンルを牽引する中心的作家となる。
2006年に『独白するユニバーサル横メルカトル』(光文社文庫)で第59回日本推理作家協会賞を受賞。2010年には『ダイナー』(ポプラ社)で第28回日本冒険小説協会大賞と第13回大藪春彦賞をダブル受賞する。


また、映像作家やラジオDJ、エッセイストとしても活躍中。
独特のユーモアを含んだ洒脱な語り口に、魅了されるファンは多い。

暗くて静かでロックな娘

暗くて静かでロックな娘

この講座について

  • 文芸評論家の池上冬樹先生が、コーディネーターを務められます。仙台と山形で運営母体は異なりますが、雰囲気や内容はほぼ共通しています。
  • ゲストとして、大手出版社の編集者が参加することもあります。
  • 山形の講座からは、「このミス大賞」出身作家の深町秋生さん、大藪春彦賞作家の柚月裕子さん、刑務官の経歴を活かした女子刑務所小説を刊行されている壇上志保さん、怪談作家として各所で暗躍中の黒木あるじさん、小説現代長編新人賞でデビューし、第2作『光る牙』も好評な吉村龍一さん、徳間書店より『谷中ゲリラアーチスト』でデビューされた織田啓一郎さんを輩出しています。
  • 「せんだい文学塾」の受講生からも、オール讀物新人賞で最終候補まで残った方や、小説現代長編新人賞で最終候補まで残った方が出ています。
  • 受講生から提出されたテキスト(短編小説、エッセイなど)を教材として採用しております。一流の作家や評論家に自作を読んでもらえる、めったにない機会です。 創作をされる方は、いちど提出してみては。
  • プロ作家志望の方から、読書の楽しみを深めたい方や、ベストセラー作家の人となりに興味のある方まで、どなたでも気軽に参加できます。
  • 講座の進行としては、まず受講生にテキストを読んでの感想・作者への質問などを求めます。ついで作者による解説、それから講師による講評という流れで進めます。無言で参加することもできますが、なるべく発言したほうがより楽しめます。
  • 講座終了後には、講師の先生を交えての懇親会も開催します(会費は4000〜5000円ていど)。こちらへも参加されると、より深く楽しめます。
  • 近郊にお住まいで文芸に興味のある方、土日に東北へ旅行される方、ついでにワッシュ手作りのお菓子に興味がおありの方は、どうぞご参加ください。