We’re Compresserhead

電気楽器を使う人なら知ってると思いますが、「ドラムマシン」ってありますよね。リズムを打ち込んで再生するシーケンサー

ZOOM リズムトラック RT223

ZOOM リズムトラック RT223

実物を知らずに初めて「ドラムマシン」という言葉を聞いたときは、鉄の腕にスティックを持って、ドラムを叩くロボットを想像したモンでした。実物を見て、「大人は汚い」と泣き崩れたのはいい思い出です。


ところが、科学の進歩というのは素晴らしいもので、ドイツのロボクロス社というところがドラムを叩くロボットを開発しました。

オレの夢が実現した!


この「スティックボーイ」が開発されたのが、2007年のこと。
その後、78本の指を持つギタリストの「フィンガーズ」と、人間と同じように動くベーシスト「ボーンズ」を加え、ロボットバンド「コンプレッサーヘッド」が結成されました。その演奏の模様はこちら。



こりゃすごい。デザイン面でもメタル的なカッコよさを感じるし、バンド名からはモーターヘッドへのリスペクトがうかがえます。

Ace of Spades

Ace of Spades


ドラマーやギタリストにヘッドバンギング機能がついているのも非常に好感触。科学技術の進歩はシンセサイザーやテクノ・ミュージック、コンピューター・ミュージックを生みましたが、メカニカル路線でもこういう進歩がみられるモンなんですねぇ。いやー、これは面白いわ。もっと色んな曲をやってほしい。