12月の告知

では来月の告知をここで。

せんだい文学塾

 東京生まれ。宮城県立第三女子高等学校、成蹊大学文学部卒。卒業後、出版社に入社。1年半ほどの勤務後フリーライターとして独立。1978年エッセイ集『知的悪女のすすめ』(現在角川文庫)を発表、ベストセラーとなる。

 その後『第三水曜日の情事』(角川文庫)で小説家に転身、1989年に『妻の女友達』で日本推理作家協会賞(短篇部門)を受賞、1996年に『恋』(新潮文庫)で直木賞、1998年に『欲望』(新潮文庫)で島清恋愛文学賞、2006年に『虹の彼方』(集英社文庫)で柴田錬三郎賞を受賞する。2012年には『無花果の森』(日本経済新聞出版社)で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。

 そのほか代表的な長篇に仙台を舞台にした『無伴奏』と『水の翼』(ともに新潮文庫)、『冬の伽藍』(講談社文庫)『狂王の庭』(角川文庫)『虚無のオペラ』(文春文庫)『望みは何と訊かれたら』(新潮文庫)。短篇の名手としても知られ、代表作に『記憶の隠れ家』(講談社文庫)『ひるの幻よるの夢』(文春文庫)『薔薇船』(ハヤカワ文庫)『夜は満ちる』(新潮文庫)など。ミステリからホラー、恋愛小説まで幅広くこなす日本を代表するベテラン作家である。現在、松本清張賞の選考委員をつとめている。

沈黙のひと

沈黙のひと

  • 会場:仙台文学館 講習室 http://www.sendai-lit.jp/
  • 定員:90名
  • 受講料:一般2000円、学生1000円、高校生以下無料
  • お申し込み/お問い合わせ:せんだい文学塾運営委員会

sendaibungakujuku@gmail.com TEL.080-6013-5008

小説家になろう講座

12月はお休みです。

この講座について

  • 文芸評論家の池上冬樹先生が、コーディネーターを務められます。仙台と山形で運営母体は異なりますが、雰囲気や内容はほぼ共通しています。
  • 山形の講座からは、「このミス大賞」出身作家の深町秋生さんと柚月裕子さん、新潮社より『ガラスの煉獄』を刊行された壇上志保さん、怪談作家として各所で暗躍中の黒木あるじさん、小説現代長編新人賞を受賞された吉村龍一さんを輩出しています。
  • 「せんだい文学塾」の受講生からも、オール讀物新人賞で最終候補まで残った方が出ました。
  • 受講生から提出されたテキスト(短編小説、エッセイなど)を教材として採用しております。テキストは当日も配布いたしますが、希望者には事前にメール配信もいたします。一流の作家や評論家に自作を読んでもらえる、めったにない機会です。 創作をされる方は、いちど提出してみては。
  • プロ作家志望の方も、読書を趣味とされる方も、どなたでも気軽に参加できます。
  • 講座の進行としては、まず受講生にテキストを読んでの感想・作者への質問などを求めます。ついで作者による解説、それから講師による講評という流れで進めます。無言で参加することもできますが、なるべく発言したほうがより楽しめます。
  • 講座終了後には、講師の先生を交えての懇親会も開催します(会費は4000〜5000円ていど)。こちらへも参加されると、より深く楽しめます。
  • 近郊にお住まいで文芸に興味のある方、土日に東北へ旅行される方、ついでにワッシュ手作りのお菓子に興味がおありの方は、どうぞご参加ください。