チャイナ・インベイジョン

本日は、仙台文学館柴田哲孝先生をお迎えした「せんだい文学塾」を受講してきたッス。

チャイナ・インベイジョン<中国日本侵蝕>

チャイナ・インベイジョン<中国日本侵蝕>


最新作『チャイナ・インベイジョン』は11月20日に書店で発売されますが、版元の講談社にお願いして、会場で先行販売してもらいました。


中国政府や中国系企業が、日本の国防上で有用な土地(自衛隊駐屯地近隣、都内一等地など)を次々に買収している事実をもとに、やがて起こりうる事態をシミュレーションした近未来小説です。
小説現代」11月号まで連載された作品で、通常は単行本化されるまでもう少しタイムラグが空くものですが、共産党大会と習近平体制発足に合わせて発売するため、急ピッチで作業が進められたそうです。こういうシミュレーション小説はネタの鮮度も大切ですからね。


柴田先生は、『GEQ』や『TENGU』などでも、断片的な事実をもとに突拍子もない真実に到達する作劇をしてこられましたが、今回はストレートに「日本侵蝕」を描いているので、よけいに鮮度が重要だったのでしょう。

GEQ 大地震 (角川文庫)

GEQ 大地震 (角川文庫)

Tengu―長編推理小説 (祥伝社文庫 し 8-4)

Tengu―長編推理小説 (祥伝社文庫 し 8-4)


講座のもようは、近日中にせんだい文学塾公式サイトおよび公式ブログにてお伝えいたします。