ボクシング4月戦争

WBA世界バンタム級王者であり、日本人初の三階級制覇チャンピオン（笑）の亀田興毅が結婚するとのこと。


http://www.sponichi.co.jp/battle/news/2012/02/20/kiji/K20120220002669610.html

亀田興毅結婚！１２年愛実らせ、中学同級生と“けじめ婚”

　プロボクシングのＷＢＡ世界バンタム級王者で日本人初の３階級制覇を果たした亀田３兄弟の長男・亀田興毅（２５＝亀田）が、中学校の同級生で、興毅が社長を務める亀田プロモーションの役員の２５歳女性と３月３日に結婚することが１９日、分かった。５月１６日にハワイで挙式・披露宴を行う。かねて２５歳で結婚すると話していた興毅は、１２年の交際を実らせてのゴールイン。４月４日の４度目の防衛戦を前に“けじめ婚”。新婚パワーで防衛に弾みをつける。


　３階級制覇王者の亀田興毅が生涯のパートナーに選んだのは、歌手・倖田來未似の幼なじみだ。大阪・天下茶屋中学校の同級生である女性に交際を申し込んだのは中学２年の５月１６日。それから１２年。男としての“けじめ”をつけることになった。


　関係者によると、亀田家が車のナンバーに選ぶなど気に入っている「３」にこだわり、婚姻届の提出は３月３日を予定。興毅は以前から「３階級制覇して２５歳になったら結婚しようと決めていた」と話しており、２４歳で日本人初となる３階級制覇を実現。１年間バンタム級のベルトを守ったことで決意を固めた。


　昨年１２月７日に３度目の防衛に成功し、その後のオフにハワイへ旅行した際、「結婚しよっか」と正式にプロポーズ。交際をスタートした記念日の５月１６日に思い出の地であるハワイで挙式・披露宴を行う。


　４月にＶ４戦を控えての“けじめ婚”。新婦に白星をプレゼントするとともに、これからも二人三脚で亀田家の夢をかなえていく。

「倖田來未似」というのもいかにも亀田らしいですが、「天下茶屋中学校」という学校名もすごいですね。さだやす圭の漫画みたい。”けじめ婚”というのもいい響きです。リング上ではおよそ”けじめ”とはほど遠いお茶濁しに終始しているだけに味わい深い。


WBAは暫定王者を乱立させてきたこれまでの方針を改め、暫定王者をランキング１位に位置付けて、王者には指名試合を義務付けました。このため、興毅は当初、元暫定王者で現ランキング１位のウーゴ・ルイスとの試合に向けて交渉していたのですが、ルイスは既に３月中旬にメキシコで試合が決まっていたので交渉は決裂し（まぁ最初からわかってたんだろうけど）、指名試合は「年内」ということになりました。ルイスも亀田と同様、かませ犬相手の対戦が目立つボクサーではありますが、一応３０戦２９勝２６KOの戦績を持つので対戦は避けたいところでしょう。４月の防衛戦はマナカネというランキング１５位の選手で、双子かどうか知りませんがまぁ安全牌といえるでしょう。

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4月4日の興行では、WBAスーパーフライ級休養王者の清水智信が、亀田大毅を退けて正規王者の座についたテーパリット・ゴーキャットジムと統一戦を行います。また、亀田大毅の再起戦（相手はどっかの知らない誰か）もあり、年内には清水vsテーパリット戦の勝者に挑戦して２階級制覇を目指すそうです。なんで、前回負けたボクサーが勝った人に挑戦できるのか、仕組みがまったくわかりませんが、まぁ亀田だからそういうこともあるでしょう。この日の試合では清水vsテーパリット戦だけ観たいのですが、TBSがどんな番組編成で来るのかわからないので、極力亀田の姿を目に入れないようにザッピングしながら見ようと思います。でも清水もなぁ。あんだけもめたくせに「亀田家のみなさんに迷惑をおかけしました」とか詫びを入れちゃう体たらくだからなぁ。



で。



２日後の4月6日には、東京国際フォーラムで、こちらもダブル世界タイトルマッチ＆元世界王者の再起戦という、そっくり同じラインナップの興行が打たれます。こちらは帝拳プロモーションの興行で、カードはぐっと豪華になります。


粟生はランキング１位相手の指名試合、山中の相手は世界的超ビッグネームとあり、これは見逃せません。とくにダルチニヤンは”レイジング・ブル”の異名をとる突撃型ファイターで、ぼくも以前からひいきにしている選手です。激戦になること必至。


こちらはテレビに釘付け間違いなしです。ここで観客動員でも視聴率でもはっきりと差をつけて、ボクシングという競技の矜持を守っていただきたいですね。