さよなら…ノーチラス号
ぼくの人生を大きく曲げたといっても過言ではないアニメ『ふしぎの海のナディア』が、デジタルリマスターで再放送されるそうです。
ふしぎの海のナディア Blu-ray BOX【完全生産限定版】
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2011/11/23
- メディア: Blu-ray
- 購入: 4人 クリック: 2,022回
- この商品を含むブログ (56件) を見る
「ふしぎの海のナディア」が帰ってくる デジタルリマスター版をEテレで放送
1990〜91年に放送されたテレビアニメ「ふしぎの海のナディア」が、デジタルリマスター版になって帰ってくる。4月7日からNHKのEテレ(教育テレビ)で放送開始の予定(毎週土曜午後5時55分〜)。
同作品はジュール・ベルヌ「海底2万マイル」を原案とし、ガイナックスが制作した。監督は「新世紀エヴァンゲリオン」の庵野秀明氏。1889年のパリを舞台に、謎の宝石ブルーウォーターを持つ少女ナディアと発明好きの少年ジャンの冒険を描いたストーリー。NHKという固いイメージのある放送局ながら、ヒロインの衣装の露出が多かったりなど、当時冒険的だと話題になった。
もう21年前の作品なんですねぇ。貞本義行のキャラデザは当時かなり斬新で、新しい時代が来たと思ったものでした。
この作品の本放送当時はちょうど湾岸戦争が勃発したころで、主人公たちの乗るノーチラス号がいよいよ危機に陥り、次回「さよなら…ノーチラス号」と予告が出てから四週連続で放送休止になったのも、今となっては思い出深いです。ぼくはこの事実をもって、若い人たちに「オレの若いころは戦争で苦労したもんだ」とクダを巻くことを得意技にしております。
ヒロインが黒人というのは当時も今もかなり異色でしたが、アフリカ系の人物に「ナディア」という東欧系の名前をつけるのもかなりの冒険だったと思われます。まぁナディアの外見は直毛に薄い唇で、アフリカ系というよりは日焼けしたコギャルみたいでしたけどね。
んで、「ナディア」という可憐な名前を日本人に印象付けた人物といえば、ルーマニアの体操選手、ナディア・コマネチでしょう。昨年は東京で開催された世界体操のために来日し、熟女の魅力たっぷりとなった姿を見せてくれました。ビートたけしと競演し、W「コマネチ!」まで見せてくれたほどです。
そんなコマネチですが、浸透しすぎてこんな事態まで起こっていました。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120118-OYT1T00200.htm
ルーマニア人の店「コマネチ」風営法違反容疑
群馬県警伊勢崎署と同県警生活環境課は17日、群馬県みどり市笠懸町阿左美、風俗店従業員高橋翔大(25)と、ルーマニア国籍の伊勢崎市今泉町、風俗店経営モロダ・アディナ・マリア(30)の両容疑者を風営法違反(無許可営業)の疑いで逮捕したと発表した。
発表によると、両容疑者は16日午後10時頃、県公安委員会から風俗営業の許可を受けずに、伊勢崎市宮前町のスナック「コマネチ」で、女性従業員に男性客の接待をさせた疑い。高橋容疑者は容疑を認め、モロダ容疑者は一部否認している。
また県警は、店で働いていたルーマニア国籍の女性従業員6人のうち3人を入管難民法違反(資格外活動)の疑いで摘発し、東京入国管理局に身柄を引き渡した。
わはは。そりゃまぁ、日本で有名なルーマニア人といったらコマネチかチャウシェスクかドラキュラぐらいのもんですから、選ぶのも無理はありませんが、それにしても「スナックコマネチ」はひどいなぁ。エレガンスのかけらもないよ。せめて「ナディア」にしておけば、少しはいい響きになったのになぁ。