悲しみの向こうへ
- 作者: 法月綸太郎
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/10/01
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111009-00000017-jij-soci
不謹慎ながら、こんなニュースを聞いてはこのフレーズを使わざるを得ない。
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- School days 鮮血の結末
(↑いちばん有名なエンディング。捨てられたヒロインが、もうひとりのヒロインの首をノコギリで斬って殺す。血がしぴーと噴き出す)
こんなゲームが2007年の夏季にアニメ化されTVKやAT-Xで放送されるや、ファンの間では「ラストはどうなるのか」と談論風発。多くの人が、バッドエンディングを避けてグッドエンディングを迎えるものと予想しておりました。
ところが、TVKは最終回の放送を中止し、30分間にわたってヨーロッパの環境映像を流すという措置を取ります。これでバッドエンディング確定、しかも誰かが死ぬのはまず間違いないということになりました。TVKに抗議するなど大騒ぎの日本ネット民をよそに、アメリカの画像掲示板では、船が川を下る画像に「Nice boat.」というコメントがつくという冷静な反応で、これまた日本では大ウケ。「Nice boat.」は一気に流行語となりました。
しかし、CS放送であるAT-Xが最終回を放送するや、そのあまりに凄惨な内容にネット民の反応は急転します。
- School Days BAD END Uncensored
捨てられたヒロインが主人公を刺殺し、もうひとりのヒロインが主人公の頭部を切断してバッグに入れて持ち運び、お互いの凶器(包丁とノコギリ)で殺し合いをするという、原作にあったいくつかのバッドエンディングを複合してさらにパワーアップさせたものでした。テレビアニメなのにエロゲーよりも残酷度をアップするというその非常識さに全国の好事家も驚愕し、萌えアニメなどふだんは歯牙にもかけないスプラッターマニアが驚喜しました。ぼくも一ヶ月ぐらい毎日「Nice boat.」ネタばかり書いていたものです。
あれからもう四年も経ちましたが、こういうニュースを目にするたびに古傷がうずくといいますか、どうしてもネタにせずにはおられんのです。
何はともあれ、一日も早い事件の解決を祈ってやみません。