異邦の騎士 - 男の魂に火をつけろ！　～はてブロ地獄変～

今年のベストセラーになった本といえば、ハックルのおっさんがすっかり有名人になった『もしドラ』に、大森望さんの書評*1が素晴らしかった『KAGEROU』、と、例年通りになんだかなーな本が並んでいますが、こんな本もけっこう売れているんだとか。

植村花菜の歌『トイレの神様』は、今年の紅白歌合戦では１０分ちかい尺を取ってノーカットで歌うそうですが、その誕生秘話を公開するというこの本も、すでに１８万部を超えているとのことです。

もうねー、ぼくはあの歌がイヤでイヤでねー。

トイレには女神さまがいるそうですが、ふつうトイレの神といったらアレでしょ、そいつに「赤いマントと青いマントのどっちがいい？」と聞かれて、赤と答えたら首を斬られて血まみれに、青と答えたら血を吸われて真っ青になるんでしょ。

いやそりゃあね、妊婦が便所掃除をすると美しい子が生まれる、とかそういう民間伝承は実際にありますけどね。あの手の道徳エクスプロイテーションはもう本当にカンベンしてほしいんですよ。トイレ掃除を推進する人たちってどうにもカルト臭くてね。