合言葉は、「でも、やるんだよ!」

根本敬画伯の『人生解毒波止場』幻冬舎文庫版が、Amazonから届きました。

人生解毒波止場 (幻冬舎文庫)

人生解毒波止場 (幻冬舎文庫)

町山智浩氏による解説が、とにかく凄い。単行本を持ってる人でも、この解説だけで買う価値ありです。


今年の7月、鬼畜系ライターで根本画伯とも親交のある村崎百郎氏が、自宅に押しかけてきた男に刺殺されるという事件がありました。

村崎百郎の本

村崎百郎の本

犯人は統合失調症責任能力なしとされ不起訴、精神病院に措置入院となったそうですが、実は、村崎氏の家に行く前に、根本画伯のところに来ていたそうです。
画伯の自宅ちかくにアパートがあり、犯人はそこを画伯の仕事場と思い込んで訪れたのですが、それは間違いで画伯はいませんでした。そこで、犯人はターゲットを替え、村崎氏のところを襲撃したとのこと。


その事実を知った根本敬画伯の、驚きの行動とは。くわしくは本を読んでいただきたい。


ところで、この本のオビには、

合い言葉は、「でも、やるんだよ!」

とあります。根本画伯の代名詞ともいえる名フレーズではありますが、これが収録されているのは『人生解毒波止場』じゃなくて『因果鉄道の旅』の方なんですけどね。

因果鉄道の旅 (幻冬舎文庫)

因果鉄道の旅 (幻冬舎文庫)