アイで遊ぶな子どもたち

8月ももう終わりですが、9月になっても当分のあいだ残暑が続くと思うと死にたくなるので、とりあえず近所のTSUTATAで漫画を買ってきました。

アイであそぶ。―二宮ひかる作品集

二宮ひかるの短編集『アイであそぶ。』。久しぶりに白泉社から出た単行本で、基本的に女性向けなので、売り場で見つけるのに苦労しました。

「楽園」などに載った短篇に書き下ろし２編を加えたもので、すごく紙質がいいので触っているだけでも楽しい本です。その分ちょっと値段が高いし、前に出た本とカブる収録作もあるのでコストパフォーマンスは高くないけど、まぁいい本だと思います。

あと、買い忘れていた高遠るいの『ミカるんＸ』５巻。

ミカるんX 5 (チャンピオンREDコミックス)

（もうすぐ６巻も出るんですけどね）

５巻から第２部に入り、真希波・マリ・イラストリアスによく似た新キャラ（名前は安生、口癖は「２００％」なのに特技はマウントポジション、という90年代プヲタならニヤリとする設定）を出すあたりは『ヱヴァンゲリヲン』を意識しているようですが、全体的には『ウルトラマンレオ』を意識した作りになっています。でも『ウルトラマンＡ』最終回にも通じる「正体がバレる」という展開も出てくるし、相変わらず細かいネタもふんだんに詰め込まれていて、なんというか、咀嚼しづらい漫画ですね。

それと、期間限定でＤＶＤ一枚1000円、というセールがちょうど今日までだったので、とりあえず『ゾンビ』のアメリカ公開版とダリオ・アルジェント監修版を買いました。

スマイルBEST ゾンビ 米国劇場公開版 [DVD]

スマイルBEST ゾンビ ダリオ・アルジェント版 [DVD]

もう少し待つとＨＤリマスター版も出るんですが、そんなに高画質で観たい作品でもないので。

ちょっと前には、吹き替え音声完全収録やてんこ盛り特典映像をウリにした「新世紀完全版５枚組DVD-BOX」というのも出てますが、もう暗記するほど観た映画のために２万３千円も出せないしなぁ。