せんだい文学塾
東京に「文章バー」があるそうで、作家志望者や大学生が集っているとか。
http://www.asahi.com/national/update/0617/TKY201006170099.html
夜な夜な腕磨く「文章バー」 作家の卵や就活生も集う
ブログを上手に書きたい、就職活動に生かしたい、いつか作家としてデビューしたい――。そんな目標を持つ人たちに、ダイニングバーで文章を教えるスクールがある。照明を落とし、ジャズが流れる中で、読む人の心をつかむ術を学んでいる。
今月11日午後6時、新宿区四谷三丁目交差点の近くにある「Fumi’s Bar」で、授業が始まった。この日の生徒は、20〜50歳代までの男女11人。カウンター席や四つあるテーブル席に座る。
講師は、広告会社でメディアプランナーとして活動し、その後、フリーライターになった高橋文秋さん(49)。生徒たちは、書き出しは簡潔にすること、質にこだわりすぎずに書くことなど、高橋さんのアドバイスを熱心にメモしていた。
授業は約1時間。バーのオーナーでもある高橋さんは、途中でビールをぐいっと飲んだ。「日々の暮らしの中で学んだこと、感じたことを周囲に伝えるツールが文章。書けるようになると、人生が豊かになる」
高橋さんが、バーで文章スクールを始めたのは、今年2月。それまでも都内の会議室などで教えることはあったが「文章を学ぶ時間を楽しいものにしたい。小説や文学の話を心おきなくできる場所をつくりたい」と、バーを会場に選んだ。高校卒業後の一時期、レストランで調理師として働いていた経験も生かせると思ったという。
バーに姿を見せる人の目標はさまざまだ。大学2年生の佐々木知伸さん(24)は放送作家を目指しているが、「まずは就職活動に生かしたい」。バーは「こぢんまりしていて居心地がいい。意欲がわく」。新宿の中華料理店で料理長を務める荒谷朋さん(34)は「文章力をお客さんとのコミュニケーションや、広告のキャッチコピーづくりに役立てたい」と話す。
高橋さんの教え子から、これまでに7人が「作家」デビューした。「楽しく学ぶバーの生徒の中からも、いつか芥川賞を取るような作家が出れば」。夢は広がっている。
文章スクールは1回千円で、月に数回、午後6時から開催。バー営業は午後7時〜翌3時。フードメニューには「ライ麦畑でミックスナッツをつかまえて」「銀河鉄道のチーズオムレツ」など遊び心のある名前が並ぶ。Fumi’s Barの連絡先は、03・6457・8399。
ちなみに、この先生が書いている本はこういうものらしい。
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http://ichigaya.keizai.biz/headline/795/
高橋さんが主宰する文章スクールから、これまでに7人が作家デビューしている。「この店から芥川賞10人は出ると思う。出版デビュー100人、全国に同じような店を500店舗作るのが目標」と意気込みをみせる。
す、すげえ。まぁビッグマウスも才能のひとつではありますが、芥川賞作家10人ってのはなかなか思いつくもんじゃありませんねぇ。
ところで。
仙台の「小説家・ライター講座」は、一流の作家や評論家を講師に毎月お迎えしているのですが、今月は小池昌代先生をお招きして、6月26日に行います。
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そして、7月からは受講生有志による運営委員会制としてリニューアルし(なぜかぼくが会長を務めることになりました)、「せんだい文学塾」と改称して運営いたします。