迷宮解体新書

本日は宣伝をひとつ。


ミステリマガジン 2010年 06月号 [雑誌]

ミステリマガジン 2010年 06月号 [雑誌]

今月号の「ミステリマガジン」では、ぼくの知人である柚月裕子先生のインタビュー記事が、載っております。
臨床真理 (上) (宝島社文庫 C ゆ 1-1)

臨床真理 (上) (宝島社文庫 C ゆ 1-1)

臨床真理 (下) (宝島社文庫 C ゆ 1-2)

臨床真理 (下) (宝島社文庫 C ゆ 1-2)

山形市で、池上冬樹先生が世話役をつとめる「小説家になろう講座」を受け、初めて書いた長編『臨床真理』で「このミステリーがすごい!大賞」を受賞されたことなどを語っておられます。『臨床真理』は、知的障害者の性欲を描いて単行本では削られたシーンが、文庫版ではちゃんと収録されていて、より深みのある作品になっていますので、ぜひ一読を。


また、第二作『最後の証人』も、5月10日に発売予定です。

最後の証人

最後の証人

こちらは弁護士を主人公として、前作とは打って変った法廷ミステリになっています。辣腕ヤメ検弁護士の佐方は、容疑の濃い被告の弁護を担当することになる。勝ち目の薄い法廷で、彼は検事時代の上司の秘蔵っ子と対決することになる……というお話。面白そうですね。


現在は三作目も準備中で、並行して短篇も書かれているとのこと。今後の創作も、期待いたします。