海堂尊 仙台デ語ル!

知人から教わったイベントの告知をひとつ。


ジェネラル・ルージュの伝説 海堂尊ワールドのすべて

ジェネラル・ルージュの伝説 海堂尊ワールドのすべて

5月16日(土)16時より、仙台市青葉区上杉にある「勝山館」において、『チーム・バチスタの栄光』シリーズが大ヒットしている作家、海堂尊トークショーが開催されます。


http://www.shozankan.com/


一般参加自由、入場無料。


この講演会は、東北大学医学部の同窓会が開催している行事で、毎年、各界の講師を招いて記念講演会を開いているそうです。


会場となる「勝山館」は、江戸時代から仙台藩の御用酒屋を務めた老舗の蔵元で、レストランや料理学校も経営する「勝山企業」が経営する会館。ぼくも友人の結婚式でいちど行ったことがありますが、とっても豪華なところでした。ご主人の伊澤さんは雁屋哲と親交があり、『美味しんぼ』にはたびたび実名で登場してきます。
[rakuten:nagano-tokyu:10005592:detail]
美味しんぼ』16巻では、50年間ビールとソーセージを絶ってきた老人のため、山岡が添加物のいっさい入っていないソーセージを作る話があるのですが、そのとき協力してくれたのが勝山の伊澤さんなんですね。

美味しんぼ (16) (ビッグコミックス)

美味しんぼ (16) (ビッグコミックス)

また、75巻で描かれる「日本全県味巡り・宮城篇」では、宮城の郷土料理を取材しに来た山岡が最初に訪ねるのが伊澤さんでした。

このときは、栗田さんが出産間近で入院中だったため取材には同行せず、それを聞いた伊澤さんが「山岡くんに似ない赤ちゃんだといいねえ」と皮肉を言うという、実在の人物としてはかなり思い切った起用法が楽しめたのでした。


ちなみに、宮城での究極VS至高の対決では、いつもの審査員(ニューギンザデパートの板山社長とか、「なんちゅうものを食べさせてくれはるんや」の京極はんとか)に加えて伊達家十八代当主の伊達泰宗という人が特別審査員として参加しています。この人も実在の人物で、毎年5月に開催される仙台青葉まつりでは、この人を先頭にした武者行列が仙台市中を練り歩くのが恒例になっています。


http://www.aoba-matsuri.com/
(今年は5月16日・17日。トークショーと同じ日なので、観光客の方はこちらにも足を運んでみては)


秋田県では佐竹氏の流れを汲む人が県知事になりましたし、東北はまだ江戸時代です。

名将 佐竹義宣

名将 佐竹義宣