スティル・ライフ

いつも読ませてもらっている某はてなダイアリーで、引用先の人を別人と間違えてエントリを書き、本人から指摘を受けて訂正するということがありました。


というわけで、今回は人違いネタを。


人違いにもいろいろあって、「芸風が似ている」「顔が似ている」「名前が似ている」などいくつもの原因が考えられます。

ガラダマ天国―唐沢商会提供

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唐沢俊一唐沢なをき兄弟の『ガラダマ天国』にも、人違いのエピソードがありました。


俊一氏が知人の結婚式に出席したとき、隣の席に座った人から、

あのぉ、唐沢俊一さんってあの唐沢俊一さんですか?
僕お二人の漫画の大ファンなんですよ


しかし面白かったなぁ、あのマンガ教室は

竹熊健太郎と間違えられていたのでした。
(この場合、竹熊健太郎の方が唐沢俊一に間違えられていた、と考えるべきか)

ちなみに、なをき氏の方は浦沢直樹によく間違えられるそうです。


あと、こんなエントリも見つけました。

http://media.excite.co.jp/book/game/011/p01.html

三年も前のエントリで恐縮なんですが、ベストセラー本をゲーム化したらどうなるか、と有名ゲームクリエイターが座談会を行うというこのWEB連載で、恩田陸の『夜のピクニック』を取り上げたときのこと。

夜のピクニック (新潮文庫)

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麻野一哉氏(『弟切草』『かまいたちの夜』でサウンドノベルというジャンルを確立した人)が、

本を買う時ちょっとやばいと思ったのは、帯に「池上冬樹氏絶賛!」とあるでしょう。オレ、この人ダメなんですよ。良識派なんですよねー、池上冬樹。いい話系でオレには合わない。だからさすがの恩田陸でもどうかなあと思ってたら、やっぱりちょっと苦手だった。

と、発言されてたんですね。


まぁ合う合わないは個人の感覚ですが、池上冬樹先生は「良識派」で「いい話系」の評論家とは言いがたいでしょう。ミステリやハードボイルド系が多いのに。


と思ってたら、脚注がついていて。
http://blog.excite.co.jp/asano/1845215/

これは勘違いでした。池上冬樹さん、すみません。池澤夏樹という方がいて、その人と完全にとりちがえてました。以前、池澤という人の本を読んで、「うーん。いい本なんだろうけど。あわないなあ」と思ったのでした。

池澤夏樹先生と間違ってたそうです。

スティル・ライフ (中公文庫)

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そういえば、ぜんぜん知らなかったんですけど声優の池澤春菜池澤夏樹の娘で、

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ということは福永武彦の孫にあたるそうですね。

昭和ミステリ秘宝 加田伶太郎全集 (扶桑社文庫)

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池澤春菜は、アニメ版『金田一少年の事件簿』に、ハジメの従妹である(ということは金田一耕助の孫である)金田一二三役で出演していて、「おじいさまの名にかけて!」と決めセリフを言っていたのですが、そう思うとなんとも言えんものがありますね。

アニメ「金田一少年の事件簿」DVDセレクション Vol.8

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