プリズン・グルーピー

万田邦敏監督・小池栄子主演の『接吻』が良いという評判を聞きまして。

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  • 予告編


まぁぼくとしては、小池栄子さえ出ていれば何でもいい、できれば二時間ずっと栄子さまの姿だけ見ていたい(もちろん、なるべく薄着であるにこしたことはない)のですが、どうやら内容もなかなかぼく向きなような気が。



孤独なOLの小池栄子が、無差別殺人犯の豊川悦司に恋をし、弁護士の仲村トオルを通じて彼に近づき、獄中結婚するというストーリー。

ラストにはかなりのサプライズが用意されているようです。


で、この設定を見て連想がはたらいたんですが、これってヴェロニカ・コンプトンの話なのかしら。
殺人博物館〜ヴェロニカ・コンプトン


日本でも死刑囚の獄中結婚はよくありますが、たいてい、死刑囚は家族としか接見できないので、支援者が籍だけ入れるんですね。


ですが、アメリカには殺人犯グルーピーみたいな女性がいて、刑務所にファンレターを出したり、面会に押しかけたりしています。

殺人者を愛した女たち (non‐fiction mystery)

殺人者を愛した女たち (non‐fiction mystery)

で、中でも有名なのがこのヴェロニカ・コンプトンです。


1977年から78年にかけ、ロサンゼルスのケネス・ビアンキという男(髪型はアフロ)が、従兄のアンジェロ・ブオーノと組んで12人の女性をレイプして殺害し、死体を丘に放置していたため「ヒルサイド・ストラングラー」と呼ばれた事件がありました。


で、脚本家志望だったヴェロニカはビアンキに興味を持ち、熱烈なファンレターを送り、毎日のように面会に行きます。
ちなみにこれがヴェロニカ。小池栄子にも負けないナイスバディですね。

こんな美女が熱烈に自分に入れあげ、面会に来るのだから、ビアンキもすっかりいい気になってしまいました。

意気投合した二人は、ビアンキを無罪放免にするために悪巧みをします。


ヴェロニカが考えていた脚本では、女が連続殺人を行い、男の犯行に見せかけるため被害者の膣に精液を注入していました。
このアイデアを実行にうつし、連続殺人がまだ続いているように見せかけ、真犯人は別にいると思わせようとしたのですね。


ビアンキがひそかに摂っていた精液を受け取り、それを持って女性を殺害しようとしたヴェロニカですが、反撃に遭ってあえなく御用となり、殺人未遂で終身刑を宣告されたのでした。すげえ量刑だなぁ。


こうして破局を迎えた二人ですが、その後ビアンキは別のグルーピーと獄中結婚し、ヴェロニカも別の殺人犯と文通したりしていましたが、減刑されたのか近年になって出所したそうです。


ちなみに、ヴェロニカが考えていたトリックは、横溝正史の『悪魔の寵児』が先鞭をつけていました。


トヨエツ
 ↓
八つ墓村』で金田一耕助
 ↓
『悪魔の寵児』
 ↓
ヴェロニカ・コンプトン
 ↓
『接吻』


という図式が出来上がるわけですか。


あ、ちなみに『接吻』には『ウルトラマンタロウ』の篠田三郎も出てくるので、うちのメインコンテンツから外れることもないですね。

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