スペインの宗教裁判
- モンティ・パイソン「スペインの宗教裁判」スケッチ
「空飛ぶモンティ・パイソン」“日本語吹替復活”DVD BOX
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これとはあんまり関係ありませんが、こちら経由で見た増田エントリ。
http://anond.hatelabo.jp/20080519020909
最近キリスト教徒と会話することが多いんだけど、その経験を通してキリスト教徒ってのはわたしの中でちょっと気持ち悪い存在になった。
わたしが会ったキリスト教徒が熱心な信者ってこともあるかもしれないんだが、とにかくキリスト教が世界を支配しているという認識が強すぎる。
実際にはユダヤ教のほうが支配していると思うんだけど、まあとにかくそんなのお構いなし。
彼等は今わたし達が生きている世界を取り巻く環境―民主主義や自由経済など―がキリスト教世界から誕生したことを重視していて、それをちょっと学問的な話をする度に強調していた。
確かに、そのような概念がキリスト教文化圏にある西洋を中心に発展し、西洋的イデオロギーがその後世界に拡散していったのは事実だろう。
わたしが気になったのは、それをキリスト教が優れた宗教・文化である根拠として、他の宗教や文化を見下していたこと。
非常に排他的なのだ。
もちろん、そんな考えを抱いているのはわたしが会ったごく一部のキリスト教徒に過ぎないのかもしれない。
だけど、彼等の印象が強すぎてちょっとキリスト教に偏見を持ってる状態です。
何だか増田でキリスト教徒を批判するのも嫌なんだけど、とにかく気持ち悪かった。
普通のキリスト教徒の方。すみません。
で、この「キリスト教徒」というくくり方にbuyobuyoさんはツッコミを入れているわけですけど。
それはどんなキリスト教徒だ?カトリックか?プロテスタントか?エホバの証人か?プロテスタント系新興宗教団体か?もうそれで全然違うと思うが?
俺はこの増田の言っている「キリスト教徒」が、プロテスタント系新興宗教団体の布教者だってことに50000ペリカかけてもいい。この、若干ものを信じやすい考えの足りない増田が、再来月には女の子の友達紹介されて、どっぷりこの団体に浸かっているってのは、2000ペリカかける。
みなさんご存知のとおり、キリスト教には大きくわけて
んで、カトリックとプロテスタントは漫画なんかでもよく題材にされますね。
- 作者: 平野耕太
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このように、カトリックとプロテスタントというと、血なまぐさい対立のイメージをバトル漫画に利用したりもするのですが、珍しい、正教会を題材にしたバトル漫画がこちら。
- 作者: 吉野弘幸,佐藤健悦
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で、この『聖痕のクェイサー』では、イエスに乳を与えるマリアのイコンが象徴的に使われます。
この漫画では、私立聖ミハイロフ学園に伝わるという伝説のイコンをめぐり、クェイサーと呼ばれる異能者たちが戦いを繰り広げるのですが、彼らはヘルメス・トリスメギストスの流れを汲む一種の錬金術師で、それぞれ固有の元素を武器とし、自由自在に操ることで戦闘を行います。
主人公のサーシャ(金髪のロシア人美少年。好きな食べ物はボルシチ)は鉄のクェイサーで、その場にある鉄を自由に変形させて武器や防具として使い、敵であるアデプト12使徒たちは、マグネシウムを操って発火させたり、塩素を操って致死濃度のガスを発生させたり、酸素を操って相手を酸欠にさせるなど、理科のテイストを前面に押し出したバトルは独特の味を出しています。
中には、自然界には存在しない元素であるレントゲニウムのクェイサーになってしまい、まったく戦闘の役にたたない人なんかも出てきます。
んで、彼らの能力の源はおっぱいです。
クェイサーたちは、生神女たちの
何を言っているのかわからねーと思いますがおれも何がなんだかよくわかりません。
作者には、「アンタおっぱい吸わせたかっただけちゃうんかい」というツッコミを入れたくなるのですが、たぶんそのためだけに考えた設定なんでしょう。必然性、ってステキな言葉ですね。
まぁ一口に教会といっても、このようにいろんな宗派があるわけですが、ぼくの場合はやっぱりこのあたりに落ち着きますね。
ヘイルサタン!