闇を駆ける猟銃 - 男の魂に火をつけろ！　～はてブロ地獄変～

子供のころに観たなんでもない映像が、なぜかトラウマ映像になっているという人は少なくないかと思います。

自分の場合はこちら。

1978年に放送された*1「横溝正史シリーズ」第二期のED。

冒頭の鐘楼、どっから声出してんだよと言いたくなるような震えハイトーンボイス、ふかしいもを喰ってむせる古谷一行、どれをとっても異様です。

ちなみに、出演者の顔ぶれから見てこれは「黒猫亭事件」ですね。

「池田秀一」という名前が一枚看板で出てますが、これはもちろん赤い彗星のシャアの人。

以前にも書きましたが、我らがシャア少佐が覗き魔のエロ坊主を演じているというのはかなりのインパクトがあります。必見。

で、第一期のEDはこちら。

これもかなり怖いです。「犬神家の一族」ですね。

同じ曲で、「悪魔が来りて笛を吹く」のバージョンもありました。

こちらでは、金田一耕助の助手をつとめる刑事役で、森次晃嗣が出ているというのが見どころですね。

あと、「八つ墓村」の田治見要蔵32人殺しも、各種ありましたので挙げておきます。

山崎努が最強なのは言うまでもないことですが、服装面での原作への忠実度では吹越満が一番ですね。

原作では、モデルになった津山三十人殺しの都井睦雄に倣い、詰襟の洋服に懐中電灯を装備しているのですが、映画の山崎努が強烈すぎて和服のイメージの方が強くなっているというのが現状です。

96年のトヨエツ版では、岸辺一徳が同じく洋服で演じているのですがそちらはかなり陰が薄いですね。

他には、平幹二郎なんかも演じています。

それにしても、91年のジョニー大倉版はひどいですね。

ジョニーの表情はキ○ガイ風味満点でいいのですが、逃げる村人に緊迫感がなさすぎ。

それに、真っ昼間なのになんで懐中電灯頭に差してんのよ。

*1:さすがに、本放送時は三歳なので観てない。観たのは幼稚園ぐらいのときの再放送。って幼稚園児がこんなの観たらいかんだろ。

*2:リンク先には1978年版とあるがそれは間違い。そっちは中村敦夫。